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病院長あいさつ
『進化しつづける病院』 を目指して
新年あけましておめでとうございます。
新型コロナウイルスの日本上陸が2020年1月6日とされていますから,この手強いウイルスとの闘いも丸3年になろうとしています.昨年は年初から年末に至るまで,オミクロン株流行の第6,第7,第8波との闘いが繰り広げられ,いまだに鎮静化したとは言えない状況が続いております.
加えて,昨年2月24日からのロシアによるウクライナ侵攻が長期化し,グローバルな物価高騰や円安に伴う光熱費の上昇が,わが国の医療に大きな影響を与えております.
そのような中,市立福知山市民病院は昨年1月27日に地域医療支援病院の知事承認を受け,的確な救急医療を提供し,地域の医療機関と連携して病院の施設・設備を共同で利用できる体制を整え,地域の医療従事者の質向上を図るための研修を行うことや,ロボット支援手術をはじめとする高度な専門的医療を提供する役割を着実に果たしてきております.
本年1月11~12日には,日本医療機能評価機構の病院機能評価3rd Gを受審致します.また,2023年度は電子カルテシステムとハードウエアの更新や,MRI・PACSの更新を含む放射線部門の整備を予定しており,安心かつ高度の医療提供体制を支えるインフラ整備を平行して実施していくこととなります.
本年も皆様の温かいご支援を宜しくお願い申し上げます.
病院長 阪上 順一
令和5年1月