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病院長あいさつ
『進化しつづける病院』 を目指して
新年あけましておめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症が、日本に入ったのが2020年1月6日といわれています。それから2年の月日が流れましたが、いまだに終息の兆しは見えておりません。当院におきましても2021年12月28日に2カ月ぶりに新型コロナウイルス感染症患者の入院があり、瞬く間に新型コロナウイルスの成人即応病床10床が満床になりました。懸念された福知山市へのオミクロン株の襲来です。
2021年に当院は、第二種感染症医療機関として市民の皆様に対して、病院内で1万回を超える新型コロナウイルスワクチン接種を行いました。職員が一丸となっての、休日返上での接種業務でした。市民の皆様への2回目の接種はほぼ終了しましたが、2022年を迎えても3回目接種や小児接種を遅滞なく進めなければなりません。
当院は2022年の地域医療支援病院の知事承認に向けて着実に準備を進めております。地域医療支援病院となれば、地域の医療機関と連携をとり病院の施設・設備を共同で利用できる体制に加え、地域の医療従事者の質向上を図るための研修を行うことや、より高度な専門的医療を地域に提供する役割を継続的に果たしていく予定です。
同時に将来の布石として、当院は2021年4月から泌尿器科領域、同年10月から婦人科領域においてロボット支援手術を開始し、さらに同年12月から整形外科領域において手術支援ロボットを導入しました。他にもハイエンドの医療機器とそれらを扱うスペシャリストを多数擁し、安心でクオリティの高い医療を提供できるよう積極的にチャレンジして参ります。
本年も皆様の温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。
病院長 阪上 順一
令和4年1月