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教育体制・キャリア支援

ページID:0054352 更新日:2024年5月27日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

教育体制・キャリア支援

1. 看護部の教育方針

教育理念

 専門職業人としての知識、技術、態度に基づいた看護を提供し、看護職としての仕事に誇りを持ち、自己研鑽に努める看護職者を育成する。

目指す看護師像

  1. 看護専門職としての役割を追求する自律した看護師
  2. 院内外の医療チームにおいて看護師としての役割を果たし協働できる看護師

2. 教育体制・育成方針

 各部署にクリニカルコーチを複数名配置し、現任基礎教育期間(卒後3年目まで)の看護師の適応状況や到達状況を把握し、個人に合わせて心身両面からの細やかなサポートを行っています。看護師が経験年数に応じて安心してのびのび学べる環境づくりに各部署努めています。毎日の勤務には相談者がすぐ傍にいる看護体制をとっており、分からないこと、不安のないよう一緒に確認しています。

1.確かな「知識・技術」によって自律をめざす

  • 知識は答えられない質問で確認するのではなく、説明で補います。「分からないことは何度質問してもいいんだよ」と先輩から声をかけ、安心して知識・技術の習得に取り組める環境をつくっています

  • 技術は反復練習と実施直後に先輩からフィードバックを受けることで、必ずできるようになります​

2.「失敗から学ぶ文化」

  • 苦しい経験は個人も組織も成長のチャンスと考え、みんなで前向きに話しあうことを大切にしています

3.互いの強みを活かす

  • 弱みや苦手を矯正するのではなく、それぞれの強みを活かすために、心理的安全性が高い環境の中で誰もが意見が言いやすい環境をつくっています

  • 新人看護師の何気ない気付きも、患者さんに最善のケアを提供する上でとても大切な意見であり、対等に話し合いに参加しています​

4.対話に基づく医療

  • 率直に意見を言っても人間関係の悪化を招くことがない安心感が保障された風土で、職種間の垣根なく、自由に意見交換する組織風土の中で最善の医療を目指しています

3. 新人看護師年間スケジュールパス 集合研修・部署研修

新人看護師年間スケジュール

研修風景

4. OJT

 OJT(on the job training)とは、現場で行う看護技術のトレーニングのことです。
 実践的かつ個別的にきめ細かい指導・教育を行い、看護能力の向上につなげます。また、教育する側の成長も期待しています。

一つひとつの技術の進め方

OJTの進め方

5. クリニカルラダー

 2016年に日本看護協会が公表したクリニカルラダーを採用しています。
 看護師がキャリア開発していくためには、自己評価により日々の看護実践を振り返り、強化すべき点を明らかにし、次のステップのため課題に取り組むことが必要です。
 当院では、実際介入した事例をもとに面接の場で実践を語り、看護実践の意味づけや承認を受けることで看護実践能力の向上を目指しています。

6. 人材交流

 当院は京都府看護職連携キャリア支援事業に参加しています。
 当院に在籍のまま、約1年間、京都大学医学部附属病院へ出向します。
 手術室、集中治療室、脳外科、血液内科などに出向の実績があり、それぞれの分野で学びを深めたスタッフが、看護サービスの向上や地域医療を牽引する中心的役割を担っています。


地域救命救急センター

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