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救命救急センター(救急医療に関する取組)
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メディカルコントロール(MC)
中丹メディカルコントロール協議会に医師を派遣しています。救急救命士の教育(挿管実習、薬剤投与実習等)や事後検証を通じて、迅速かつ適切な救急搬送ができるように努めています。
救急医療の標準化
心肺停止患者に対する救急処置(ICLS)、外傷処置の標準化(JATEC,JPTEC)の普及に力を入れおり、各分野のインストラクターが多数在籍し
ています。日本救急医学会認定のICLSを2回/年程度、JPTECコースを1回/年のペースで開催しています。院内のBLS講習は7回/年開催しており、ほぼすべての看護師がBLS講習を修了しています。
また、ALSシミュレーターを用いたシミュレーション教育を、医師、看護師、救急隊を対象に定期的に開催しています。防ぎえた死(preventable death)を撲滅すべく、個々の技能の向上を心掛けています。
※当院でのコース開催履歴:ICLSコース [PDFファイル/35KB]、JPTECコース [PDFファイル/30KB]
救急現場への出動
福知山消防と連携したワークステーション方式・ピックアップ方式により、積極的に救急現場での医療活動を行っています。
ピックアップ方式
救急現場に医師が必要と判断された場合に、福知山消防の救急車に医師が同乗して現場に向かいます。
ワークステーション方式 火曜日9時00分~17時00分
福知山消防の救急救命士を含む1隊が当院に派遣され、院内で研修を行います。現場への出動要請があった場合、通報内容から重症が疑われる事案で、医師・看護師が同乗して現場に向かいます。
災害医療
当院は、中丹医療圏の地域災害拠点病院およびDMAT指定医療機関です。災害時には中丹医療圏の拠点となり、多数傷病者等の受入や地域の病院への医療支援を行う役割を担っています。
DMAT隊員の構成
日本DMAT 医師 3 名 看護師 7 名 業務調整員 3 名
京都DMAT 医師 2 名 看護師 7 名 業務調整員 3 名
病院支援の様子
DMATの活動事案
熊本地震DMAT
本震の当日(2016年4月16日)より熊本市内に向かい、入院患者さんの施設間搬送を行いました。
東日本大震災 2011年3月
震災当日より仙台に向かい、仙台医療センターでの病院支援・霞の目飛行場での搬入トリアージを行いました。
福知山市花火大会露店爆発事故 2013年8月15日
福知山市内で発生した当事故では、全傷病者の4分の3にあたる45名を当院が受け入れました。200人以上の職員が参集して、患者さんのトリアージ・初期治療を行いました。また、DMATと連携して重症患者さんの分散搬送を行いました。
防災訓練
院内防災訓練
JR訓練
その他の活動
救急セミナー
毎月第2月曜日に、消防機関との症例検討会を開催しています。症例検討やミニレクチャーを通して、個々のレベルアップと「顔の見える関係」を構築していきたいと考えています。
これまでのセミナー [PDFファイル/16KB]
セミナーの様子
救急外来トリアージ
平成24年6月より、救急外来において外来トリアージを行っています、平成25年度からはiPad-miniを導入しています。
RRS(Rapid Response System 院内急変対応システム)
平成25年7月より、RRSの運用を開始しました。各病棟で勉強会を開催して、個人と病院全体のレベルアップをめざします。
院内減災チーム
アクションカードを活用した減災のためのチームです。院内の防火・防災訓練に向けて活動しています。
BCPマニュアル [PDFファイル/271KB]