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腫瘍内科
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特色 診療内容 治療成績 学会学術活動 週間診療予定表 担当医師
特色
腫瘍内科医は抗がん剤治療(がん薬物療法)を軸にがんの内科的治療を専門としています。
がん薬物療法は手術や放射線治療と並んで、がん治療の中で大きな役割を担っています。近年、がん薬物療法の進歩は目覚ましく、従来の抗がん剤(殺細胞薬)による治療だけでなく、様々な分子標的薬を用いた個別化治療、免疫チェックポイント阻害薬などを用いたがん免疫療法も登場しており、現在、これらの治療はがん薬物療法の中心となってきています。
薬剤選択や副作用の管理なども年々複雑になってきており、適切ながん薬物療法の施行において高い専門性が必要不可欠になっています。近年は各診療科での診断・治療に加えて、診療科を越えた臓器横断的な密度の高いかん診療が求められ、腫瘍内科専門医の役割は大きくなっています。腫瘍内科では各診療科と連携してがんの内科的治療を行っています。
診療内容
■固形がんの薬物療法と緩和医療を主に担当しています。 主な診療がん種:肺がん、消化器がん、婦人科がん、頭頚部がん、骨軟部肉腫、乳がん、皮膚がん、胚細胞腫瘍、原発不明がん
■各診療科(呼吸器内科・外科、消化器内科・外科、乳腺外科、放射線科など)とカンファレンスを行い、各種がんの治療方針を検討しています。
■消化器内科、呼吸器内科と協力してがんの診断、治療のために消化器内視鏡検査、呼吸器内視鏡を施行しています。
■より良いがん治療の確立のために、多施設共同臨床試験に参加しています。
治療成績
年間入院患者数
年度 | 入院患者数 |
---|---|
2014年 | 311 |
2015年 | 413 |
2016年 | 456 |
2017年 | 550 |
2018年 | 714 |
2019年 | 737 |
2020年 | 827 |
2018年度:多い順に、
肺がん315例、消化器がん129例、婦人科がん86例、骨軟部肉腫73例、原発不明がん35例、頭頚部がん32例、その他42例(泌尿器がん、皮膚がん、神経内分泌腫瘍など)でした。
外来化学療法施行件数(点滴のみ)
年度 | 施行件数 |
---|---|
2016年 | 817 |
2017年 | 1056 |
2018年 | 1212 |
2019年 | 1438 |
2020年 | 1695 |
学会学術活動
日本内科学会、日本臨床腫瘍学会、日本消化器内視鏡学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本肉腫学会、日本緩和医療学会、米国臨床腫瘍学会(ASCO)、世界肺癌学会(WCLC)など
がん薬物療法専門医認定研修施設
当院は日本臨床腫瘍学会の腫瘍内科専門医・がん薬物療法専門医認定研修施設に認定されており、各診療科の腫瘍内科専門医を志す医師が専門研修を腫瘍内科で行っています。
担当医師
ハラダ タイシ 原田 大司 (腫瘍内科医長・ 緩和ケアセンター長) |
最終学歴 | 京都府立医科大学医学部 平成17年卒業 |
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専門分野 | がん薬物療法・緩和医療 | |
専門医・認定医 |
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医・指導医 |
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診療についてモットー | 最新の知見から患者さんにとっての最善の医療を。 | |
フタムラ シュン 二村 俊 (呼吸器内科医師) |
最終学歴 | 金沢大学 平成29年卒業 |