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外科

ページID:0060186 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

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特色 / 診療内容 / 治療成績 / 今後の方針 / 学会学術活動 / 週間診療予定表 / 担当医師

National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について [PDFファイル/18KB]

特色

1. 患者さんにやさしい手術

 外科手術は、傷が小さく患者さんの負担の少ない腹腔鏡手術が一般的になっています。さらに、近年「ダビンチ」というロボット支援手術が広がりつつあります。ロボット支援手術は、腹腔鏡手術の小さな傷に加えて、高画質な3D手術画像、手振れがなく自在に曲がるロボット鉗子が特徴です。手術支援ロボット「ダビンチ」の登場により、より精緻な手術が可能になりました。外科では、2022年よりロボット支援手術を開始し、高度で最先端の治療を地域の方々へ届けています。

2. 様々ながんの進行度に対応

 消化器がんにおいては、診断された時点で早期がんの方もいれば残念ながら高度進行がんで発見される方もおられます。高度進行がんに対しては、臓器温存や根治性、生存率などの改善を期待して、いきなり手術ではなく先に放射線治療や抗がん剤治療を行います。がんの種類や患者さん個々の症状によりますが、当院では外科、消化器内科、腫瘍内科、放射線科、病理診断科が連携し「高度進行がんでも諦めない治療」を実践しています。

3. 24時間緊急手術に対応

 当院では、3次救命救急センターが併設されており救急患者さんの京都府北部の要になっています。腹膜炎や腸管壊死を伴う救急疾患、重症外傷など一刻を争う患者さんに24時間緊急手術出来る体制を整えています。

診療内容

胃がん

 従来より腹腔鏡手術を積極的に行ってきました。2023年よりロボット支援手術を開始し、より精緻で合併症の少ない手術が可能になりました。また、高度進行胃がんに対し、術前・術後に抗がん剤治療を併せて行うことで治療成績の向上を目指すなど、個々の患者さんに合わせた治療を提供しています。

大腸がん

 従来より腹腔鏡手術を積極的に行ってきました。2022年より直腸がん、2023年より結腸がんに対しロボット支援手術を開始しました。手術支援ロボット「ダビンチ」は骨盤の深く狭い所で特に威力を発揮し、高難度の直腸がん手術がより精緻に出来るようになりました。また、高度進行直腸がんに対し、術前に放射線治療や抗がん剤治療を行い、腫瘍を縮小させてからロボット支援手術を行う方針をとっており良好な成績を挙げています。

肝胆膵

 肝臓の手術は大きな傷になりがちですが、積極的に腹腔鏡下肝部分切除を行っています。難治がんの膵がんに対しては、抗がん剤治療や放射線治療を組み合わせて、必要であれば拡大手術を行い、治療成績の向上を目指しています。

良性疾患

 患者さんの負担が少なく短期入院で済むように「患者さんにやさしい手術」を積極的に行っています。胆石症、鼠径ヘルニア、虫垂炎に対し腹腔鏡手術を行っています。また、内痔核に対し局所麻酔下に注射するだけの硬化療法を行っています。

治療成績

 
  2020年 2021年 2022年 2023年
胃がん切除 17(10) 19(18) 14(12) 18(4)[10]
結腸がん切除 27(24) 21(13) 29(28) 41(28)[5]
直腸がん切除 16(14) 16(15) 17(8)[8] 21(5)[12]
肝切除 15(3) 18(8) 11(5) 20(19)
胆道がん切除 4(1) 5 5(1) 3
膵がん切除 3(1) 7 8 3
胆嚢摘出 69(65) 65(63) 63(60) 40(38)
虫垂切除 30(29) 32(32) 29(28) 32(31)
鼠径ヘルニア 53(49) 71(54) 64(47) 80(59)
肛門疾患 12 18 23 16
()内は腹腔鏡手術、[]内はロボット支援手術

今後の方針

 保険適用されているロボット支援手術の拡充を図ります。今後も、日進月歩の外科治療において、知識・技術を常にアップデートし、高度で最先端の治療を地域の方々へ提供します。

学会学術活動

日本外科学会・日本消化器外科学会・日本臨床外科学会・日本乳癌学会・日本胃癌学会・日本食道学会・日本癌治療学会・日本癌学会・日本肝胆膵外科学会・日本内視鏡外科学会

担当医師

 
トウマ アツシ
當麻 敦史
(副診療部長
兼消化器外科医長)
最終学歴 京都府立医科大学 平成7年卒業
京都府立医科大学大学院 平成15年修了
学位 医学博士
専門分野 消化器外科
専門医・認定医等

日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
緩和ケア研修修了
TNT研修修了
臨床研修指導医養成講習会修了
京都府立医科大学 臨床教授

マツムラ アツシ
松村 篤
(消化器外科副医長)
最終学歴 京都府立医科大学 平成14年卒業
京都府立医科大学大学院 平成24年修了
学位 医学博士
専門分野 消化器外科
専門医・認定医等

日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸)
内痔核四段階注射法修了
da Vinci Surgical System 術者認定取得

診療についてのモットー 予定には十分な準備を
緊急には最良の判断を

アリヨシ ヨウスケ
有吉 要輔
(消化器外科医師)

最終学歴 京都府立医科大学 平成20年卒業
京都府立医科大学大学院 平成29年修了
学位 医学博士
専門分野 消化器外科
専門医・認定医等 日本外科学会認定外科専門医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
診療についてのモットー 常に患者さんに向き合う最新の知見と手技を融合させた治療
タカオ コウジ
高尾 幸司
(消化器外科医師)
最終学歴 京都府立医科大学 平成23年卒業
オザサ ハルカ
小笹 悠
(消化器外科医師)
最終学歴 京都府立医科大学 平成31年卒業
専門分野 消化器外科
専門医・認定医等 JATEC・JETEC・SSTTプロバイダー
診療についてのモットー 基本に忠実に
 
招聘医師
 神田 圭一 (カンダ ケイイチ)  心臓血管外科
 中村 寛子(ナカムラ ヒロコ)  形成外科

 

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地域救命救急センター

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