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「市民に信頼され評価される議会」を目指して(令和2〜4年度)の検証
~福知山市議会基本条例の第2回検証評価結果について~
平成24年12月に制定し、1回目の検証を令和元年度に行い、今回第2回目として令和2年度から令和4年度までの数値及び具体的な活動実績を基に評価をしました。
なお第2回目の検証・評価の期間は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が大きい時期であり、特に令和2年度と令和3年度については、国や京都府による緊急事態宣言やまん延防止措置などにより「対面と移動」に関して厳しい制限がありました。そのため、市民の皆さんとの対話の機会である議会報告会や出張委員会の開催が難しい時期と重なりました。
また、本会議を令和2年は8月を除くすべての月、令和3年は7月を除くすべての月において開催し、議案の審議を行い、新型コロナウイルス感染症対策など市民・事業者に対するサービスが迅速に行われることを最優先した結果、各委員会の調査研究を行う時間の確保にも影響がありました。
このような中、第1回目の検証において定めた目標達成に向けて様々な取り組みも行いました。
今後、さらに市民の皆さんに評価され信頼される議会を目指し新たな目標を立てて活動してまいります。
検証評価の流れ
1(Action)条例に基づく議会の活動の実績
2(Check)実現できているかどうかを検証
3(Step Up)今後のあるべき姿
・政務活動費の行政視察実施計画書及び行程表の事前公表
・新たに議会政策検討会議のライブ中継を開始
・第1回目の検証評価結果の議長記者会見
・議場見学において、議員が案内
・要約筆記者の派遣の規定を制定
・請願書の請願者の押印を廃止
・新型コロナウイルス感染症に関する意見募集
・会議規則を改正し、欠席要件の整理
・オンライン会議を可能とする条例等の整理
・政策提言を基に予算の反映を確認する質疑を開始
・本市主催議員研修会を開催
評価 | 第2回 検証結果 |
第1回 検証結果 |
第1回評価から見た変動 | 変動の主な内容 |
---|---|---|---|---|
5 特に十分できている | 12個 | 18個 |
5→4 −5個 |
コロナ禍の影響により「対面と移動」に関して制限があったため委員会活動、行政視察、出張委員会、議会報告会の開催が難しく、それに伴い政策提言等に繋げることが出来なかた分の評価が下がった。 |
4 十分できている(8割以上の達成度) | 15個 | 11個 |
5→4 +5個 |
委員会の調査研究の機会が十分に確保できず政策提言、意見書の提出が減少し評価が下がった。 |
3 概ねできている(7割以上の達成度) | 5個 | 4個 | 4→3 +1個 | 主な上記内容による変動。 |
2 不十分である(5割未満の達成度) | 2個 | 1個 | 5→2 +1個 | 主な上記内容による変動。 |
1 特に不十分である | ─ | ─ | ─ | ─ |
傍聴者への資料提供や閲覧、手話通訳に続き要約筆記の実施、スクリーン投影資料の活用によるわかりやすい本会議の運営、また行政視察研修報告会・所信表明会・請願審査、そして新たに議会政策検討会議のライブ中継、さらにオンライン会議を可能とする整理など開かれた議会運営、また政務活動費の行政視察実施計画書及び行程表の事前公表するなどの透明性の高い情報公開を行っています。
今後の改善項目は、新たな目標へ
新たな追加目標設定
・情報公開の手法や媒体について、適宜追加や改善を行う
【予算・決算審査委員会会議録や委員会審査資料の新たな公開、議会公式のSNSの導入】
・オンライン会議の実施(本会議を除く)
・議長記者会見の定期的な開催
・市民と双方向で行政施策について議論できる環境をつくる【議会モニター制度の導入、陳情書の取り扱いの検討、議会報告会の参加者増加のための工夫】
・若年層に対する議会活動へのアプローチ【学生による模擬議会の実施】
・オンラインを活用した市民意見交換会や出張委員会の開催
・市政へのチェック機能強化として、議会への説明時期、議決事項の整理、議会からの政策提案に対する施策への反映状況の確認や評価のしくみづくり
・議会活動を分かりやすく市民に還元する取り組みとして、自由討議の充実による政策的条例の議員提案
・福知山公立大学などと連携した専門的知見の活用や他の市議会との連携
【福知山公立大学アドバイザー制度の活用、議員共同研究の充実】
・災害、感染症などにより議員が参集できない場合の体制づくり【BCP業務継続計画】
議員の任期が終了する年の3月末までの約4年間を検証・評価のサイクルとし、次回は令和8年度下半期に検証・評価を行う。
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