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「市民に信頼され評価される議会」を目指して6年間の検証
~福知山市議会基本条例の検証評価結果について~
平成24年12月に制定し、平成25年4月1日から施行した福知山市議会基本条例が6年を経過する中で、これまでの取り組みを振り返り、「市民に信頼され評価される議会」を構築する基本理念の達成に向けて、議会運営が条例の目的、原則等に即して実践されているかどうかを、検証することとした。また、その結果を踏まえて、さらに市民の視点に立った議会活動の充実と見直しにつなげる。
検証評価の流れ
1(Action)条例に基づく議会の活動
2(Check)実現できているかどうかを検証
3(Step Up)今後のあるべき姿
・議案賛否の公開
・政務活動費の使途・収支報告の公開
・役職選出にかかる所信表明会の実施
・委員会審査等ライブ中継・録画配信の導入
・議長の議会広報活動
・議会報告会
・出張委員会の実施
・行政視察研修報告会の実施
・高校生フレッシュ議会
・議員定数を考える市民意見交換会
・傍聴者への取り組みの充実
・議決事項の充実
・議員研修の充実
・災害発生時の議会の対応
・請願審査の充実
・自由討議を踏まえた意見・提言(予算及び決算審査委員会)
・市議会から市長へ政策提言(議会政策検討会議の設置)
・議会ICT化の推進(タブレット端末、議場スクリーンの活用)
評価 | 評価内容 | 項目数 |
---|---|---|
5 | 特に十分できている | 18 |
4 | 十分できている(8割以上の達成度) | 11 |
3 | 概ねできている(7割以上の達成度) | 4 |
2 | 不十分である(5割未満の達成度) | 1 |
1 | 特に不十分である | なし |
傍聴者への資料提供や閲覧、スクリーン投影資料の活用によるわかりやすい本会議の運営、また議会内にとどまらず、市民の身近に出向いた議会活動である議会報告会及び出張委員会の開催、さらに行政視察研修報告会・所信表明会・請願審査のライブ中継など開かれた議会運営、また政務活動費の使途をインターネット公開するなどの透明性の高い情報公開がある。
今後の改善項目は、新たな目標へ
新たな追加目標設定
・情報公開の手法や媒体について、適宜追加や改善を行う(SNSなど)
・政務活動費を活用する視察や研修の予定を実施前に公表
・議長記者会見の定期的な開催
・市民と双方向で行政施策について議論できる環境をつくる(議会モニター制度の導入など)
・若年層に対する議会活動へのアプローチ
・さらに傍聴しやすい環境づくり(休日夜間の開催・バリアフリー化の推進など)
・議会活動をわかりやすく市民に還元する取り組みとして、自由討議の充実による政策的条例の議員提案
・市政へのチェック機能強化として、議会への説明時期、議決事項の整理、議会からの政策提案に対する施策への反映状況の確認や評価のしくみづくり
・福知山公立大学などと連携した専門的知見の活用や他の市議会との連携
・災害、感染症などにより議員が参集できない場合の体制づくり
議員の任期が終了する年の3月末までの約4年間を検証・評価のサイクルとし、次回は令和4年度下半期に検証・評価を行う。
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