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【職歴】
令和2年度 入庁
都市・交通課 配属
令和5年度 農林業振興課 配属
(現在の農林整備課)
令和7年度 農林整備課 配属
A:大学卒業後は「公務員試験よりも内定が早い」ということで民間企業の就活をはじめ、「父親が銀行員だったから」と、あまり深く考えずに金融機関に就職しました。ただ全国転勤が嫌で私の地元にある町役場に転職をしました。その後、結婚を機に京都へ移住することになったため、2回目の転職として福知山市役所を受験し、福知山市役所で勤務することになりました。
A:民間企業は、自社と顧客のお互いの利益をいかに構築するかを求められていました。ただし、自社の利益は顧客のコストであり、どうバランスを取るかが難しい点だと感じました。一方で、公務員は、100%地域のためだけを考えて仕事ができる環境であり、その環境の中で地域にどう貢献できるかが公務員には求められます。そのような民間企業との違いに魅力を感じたので公務員をめざしました。
あとはワークライフバランスの面で休暇が取りやすい環境という印象があったのも公務員をめざした理由の一つです。
A:農林整備課の森林経営係として主に森林の振興に関わる業務を行っています。
具体的には、森林整備や林業の担い手の支援、災害に強い森づくり等の業務があり、それらの業務を係員で分担しています。
福知山市は全体の面積の76%と大部分を森林が占めており、その山の価値をどのようにして生かしていくか日々考え業務に臨んでいます。
A:市役所は数年ごとに部署移動がありますが、配属先の部署ごとに全く違った職務に携わるため、その度に転職したかのような大きな変化があります。しかし、自身の経験年数に関わらず、新しい配属先でもこれまでと同じレベルが求められるため、その質をいかに保つかにおいて、適応能力が試される点が大変だと感じます。
その一方で、自分の力をどれだけ生かせるかという点にやりがいも感じます。福知山市役所では、担当者が一から考えた企画を関係者と合意形成を図りながら作り上げていき形にすることができるという環境が整っています。やはり、自分の提案を試行錯誤しながら実現まで持っていけるという点にはやりがいを感じます。
A:私は、一昨年に一か月半程度の育児休業を取得しました。福知山市役所は、男女関係なく育休取得率が高く、自分の周りでも育休制度を活用している職員が多くいます。それぞれの希望に応じた期間で申請が通りやすいです。また、育休後の職場復帰について不安に思われる方もおられるかもしれませんが、福知山市役所では、育休取得者の分の業務について職場全体でカバーできる仕組みが整っています。
A:自己分析をして自分の強みを見つけることはしておくべきだと思います。分析した結果を参考に本音ベースでの職探しをしてほしいです。公務員は、自分で企画して実行するのも業務の一つです。そのために、自分がしたいことをデザインし、考える力をつけることは大切です。
また、私は福知山市外の出身で、福知山市役所の就職を機に福知山市に移住しました。福知山市は、都会過ぎず田舎過ぎず、都市部へのアクセスもいいのでとても住みやすいです。ぜひ福知山市役所を受験してみてください。
インタビュアー:水谷日南、稲垣叶那帆
令和7年8月29日取材