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市民病院事務部総務課 課長 南部諭

ページID:0059022 更新日:2023年10月11日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

市民病院事務部総務課 課長 南部諭(なんぶさとし)

南部課長の写真略歴

旧大江町役場 入庁

合併後、福知山市職員に

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平成30年 秘書広報課 

平成31年 産業観光課

令和5年 福知山市民病院事務部総務課

 

 

就職先を選んだ理由

 大学進学時に、地元を離れて関東の大学に行きました。そこに通っていた際、地方ローカル番組で大江町酒吞童子祭りがテレビで放送されていたのを偶然見ました。大江町の高校に通っていたため、テレビに映る人の中には良く知っている顔なじみも多くいました。そんな地域の人が祭りを頑張ってやっている様子を見て、地元に戻って地域の人と仕事をしたいと考え始めました。民間の企業からの内定をいただいていましたが、最終的には大江町役場への就職を決めました。

市民病院と市役所との業務の違い

 市役所の業務は、朝8時30分に出勤して勤務し、夕方17時15分に帰宅する勤務形態で多くの職員が働いています。しかし、市民病院は絶えず働いている人がいます。患者さんの容態を常に確認できるように、医師や看護師が深夜にも勤務をしています。市民病院の開設以来、どんな時も休むことなく誰かが仕事をして病院は回っています。そのため、出勤したとき、すぐに報告を受けることがあり、それに即座に対応していかなければいけません。総務課の職員として業務をする上で、医療に関係したことはできませんが、医療従事者や職員が働きやすい環境を作ることが大切だと感じます。従事している職員がストレスなく働けるよう、設備の不調をしっかり直したり、病院内の施設を利用しやすくしたりすることも必要な仕事です。

仕事をする上で大切にしていること

 コミュニケーションを取ることは、組織で助け合い、仕事をする上でのベースになっていきますが、コロナウイルスの拡大以降、職場の人とコミュニケーションを取ることは以前より難しいものになりました。医療施設である以上、食事に一緒に行ったり、マスクを外して会話したりすることは難しい状態が続いています。そのため、市民病院に来てからは、職員から話を聞き、コミュニケーションをより積極的に取ることを心掛けています。また、担当業務に自分で期限を設けて取り組むようにしています。病院は、患者さんの命を左右するような場合もあり、早急な判断が求められることが多くあります。そのため、なるべく早く答えを返す必要があるため、自分でそれぞれの業務に期限を設定してスケジュールを組むことを、市役所勤務のとき以上に意識しています。また、悩むような場面があれば、一人で抱え込まず、以前の同僚や上司にも相談し、医療の観点だけでなく、行政の視点も含めた幅広い視野で考えられるよう心がけています。

インタビューの様子

学生へのメッセージ

 学生のうちにしかできないことをしておいた方がいいと思います。特に、国内外問わず旅行をすることが良いと思います。就職したときの自分の武器は、これまでの経験くらいしかありません。また、物事は過去の自分の経験から判断することになります。面白いか面白くないかを決めるのも、過去の自分の経験で判断することが多いです。それを充実させるためにいろいろなものを見たり、美味しいものを食べたりという経験は役立つと思います。また、仕事に就いても学生の時以上に勉強を続けていかなければいけません。そしてコミュニケーション、スケジュール、報連相をしっかり取ることが大切です。それができないと仕事をしている仲間に迷惑をかけることになります。そして、市役所の業務は人事異動が多くあります。異動は大変なことですが、そのたびに出会う新たな仲間は、仕事を続けていくうえでかけがえのないものになります。私にとって人事異動で得た経験は大切な財産です。専門的な部署で一つのことを突き詰めることもいいと思いますが、様々な仕事を通じて経験を積み、市民の方と会話して距離を縮めることも、大切なことだと思います。

集合写真

左からインターンシップ生の平井、総務課の南部課長、インターンシップ生の安達・垣尾

インタビュアー:平井未憂、安達晴基、垣尾俊輔

令和5年8月23日取材

インタビューの感想

 実際にインタビューをさせていただく中で、質問をし、答えていただいた事に対して、追加で質問をしたり、話を聞きながらメモをしたりすることが難しく感じました。今回、南部さんの話を聞いて1番印象に残ったことは、仕事をする上でコミュニケーションを取ることが大事だということです。日常生活においてもコミュニケーションが大事であると改めて感じることができたので、これからの生活でも大切にしたいと感じました。
 私自身がインターンシップを通して最も知りたいと感じていた「公務員として、社会人として働く上で、どのような力が必要であるのか」について、インタビューを通して教えていただくことができ、非常に勉強になりました。また、お話を聞き、自分がどのような人と仕事がしたいのか、明確なビジョンを決めるきっかけとなりました。
 仕事に期限を設定する方法はとても参考になりました。将来の仕事にも、現在大学でレポートを提出するときにも応用ができると思います。また、市役所で聞いていた部署異動についても、それに伴う様々な経験が財産になると聞いて、とても魅力的な仕事だと感じることが出来ました。様々な経験を積み、協力して仕事をしていく仕事を私もしたいと感じました。この度は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


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