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市長公室経営戦略課 主事 北野結花

ページID:0050889 更新日:2022年10月3日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

市長公室経営戦略課 主事 北野結花(きたのゆか)

北野さんの写真

経歴

 

平成28年 入庁 学校教育課

平成31年 文化・スポーツ振興課

令和3年  経営戦略課

(令和3年度は人権推進室も兼務)

 

 

現在の業務

Q. 今所属している課の業務内容について教えてください。
A. 経営戦略課では「市の行政改革」に関する内容を取り扱っています。具体的には800~900ある「事業」の評価を行ったり(行政評価)、市の新たな大きな取組の進捗状況の確認などを行ったりしています。近年ですと、国の押印廃止制度等に伴い、福知山市でもこれらを廃止する動きを進めました。こういったものも「行政改革」の一つです。
 事業評価の業務では、各課からの自己評価の資料を1事業ずつ経営戦略課で確認をするのですが、確認する中で、ほかの課の自分より上の役職の方に内容確認や見直しの方針を伝える必要があるので、その時はかなり緊張しますね(笑)。でも皆さん意見や提案を快く受け入れてくれるのでとてもありがたいです。
 ほかにも、福知山市の20年後に向けてこれから5年間かけて取り組むことを策定した「まちづくり構想 福知山」という冊子があります。この冊子は、市民の方や専門家の方を交えて何度も会議を開きながら、市民と市が一緒になって昨年度末に策定したものです。今年度からは、この構想の達成に向けて現在の進捗状況はどうであるか、検証を行うための仕事もしています。

Q. 行政をより良くしていくために心がけていることを教えてください。
A. 市の行政をより良くしていくためには、周りの方々とのコミュニケーションをしっかりとることが重要になるので、課内では仕事の話以外にも、福知山市のおすすめスポットや休日の過ごし方などの雑談も交えながら明るく楽しく話しています。その中で新しいアイデアが生まれることもあります。

Q.入庁前と入庁後の違いはありましたか。
A.入庁するまでは市役所はパソコン業務が多いイメージでした。実際には、もちろん事務仕事もありますが、企業や市民の方との関わりも多く、課によっては、企業を訪ねて企画を提案したり、視察へ行ったりもします。また、コロナのワクチン接種が始まれば所属関係なくワクチンに関わる事務に従事したり、災害が起これば避難所開設に従事したり、「なんでも屋さん」のようなイメージです。部署異動があるたびに、仕事内容がごろっと変わるので、いろんなことに詳しくなれる職業だと思います。

職場の雰囲気

Q. 職場の雰囲気について教えてください。
A. 市役所全体として上下関係なく意見を聞いてくれる印象があります。自分が意見を提案した際には熱心に話を聞いたうえで、それで進めようと言ってもらったり、新たな提案をしてもらったり、時には「北野さんこれどう思う?」と相談を頂いたりもするので、年齢や担当の垣根を越えてお互いを尊重し合える環境が整っていると思います。現在の部署は、内部の業務が多いので静かな雰囲気ですが、皆さんフレンドリーで仲が良く、とても雰囲気のよい快適な職場です。

過去の業務

Q.これまで働いたうえで自分に変化をもたらした経験はありますか。
A.  教育系の大学から市役所に入庁して、最初は学校教育課に配属になり、学んだことを生かして仕事の内容や専門用語は理解できることが多くありました。しかしその後、文化・スポーツ振興課に異動になり、私はスポーツが苦手なので最初は少し抵抗や不安がありました。しかし、実際に業務を行ってみたら意外と面白くて、今ではスポーツ番組を見るようにもなり、自分の知らない世界に一歩足を踏み出せたことで変化をもたらせたかなと思います。

Q.昨年に兼務されていた人権推進室ではどのような業務を行いましたか。
A.  人権推進室は、主に人権に関わることを幅広く担当しています。その中で私は昨年、性的マイノリティの方のパートナーシップ制度を作る仕事をしていました。一般的に性的マイノリティの方が全体の10%ほどいると言われていますが、福知山市で実際どれくらい性的マイノリティの方がおられるかどうかちゃんとしたデータがない中で、きっといるであろう困難を抱えている人達に向けて仕組みを作るのはとても大変でした。
 でも「好きな人と一緒にいられる制度」を作ることで、人を幸せにするお手伝いができるということに嬉しさを感じられる業務だったため、誰かが幸せになってくれたらいいなと思いながら行っていました。また、申請書を婚姻届に近いデザインにしたり、証明カード等をちょっとかわいくデザインしてみたり、そういったことを考えながら作れたのも楽しかったです。

インタビューの写真

福知山市役所を希望する方にメッセージ

Q. 福知山市役所を希望する方にメッセージをお願いします。
A. 日本各地の出身の職員もいるので、全然出身地にこだわる必要はないと思います。市役所ってなかなか堅いイメージがあると思いますが、結構和気あいあいとしていて、でも真剣に取り組むときは真剣にやる、といったようなけじめがちゃんとつけられる職場だと思います。
 入庁するといろんな業務に携わることができ、その中で学生の経験が絶対に活かせると思うので、学生の皆さんはいろんな所へ行ったり、たくさんの人とお話したりしていろんな経験をしてほしいです。ぜひいろんな人が福知山市役所へ来てほしいなって思います。

インタビューの写真2

左からインターンシップ生の塩見、経営戦略課の北野、インターンシップ生の向山・清水

インタビュアー:塩見明香音 向山咲里奈 清水伶乃

令和4年9月13日取材

インタビューの感想

 課の名前からは読み取れないような具体的な業務内容について知ることができ、市役所の新たな一面を知る良い機会となりました。北野さん自身の経験や、働いていてうれしかったこと、楽しかったことを聞き、働くビジョンがより明確になったように感じます。
 今回は3人で役割分担をしながらインタビューをしましたが、カメラでしっかりと写真を撮ることができなかったり、パソコンでの記録が細かく取れなかったりと苦戦し、決められた時間でインタビューをすることの難しさを実感させられました。話を聞くことに専念すると記録をとるのが疎かになり、記録をとることに専念すると話に集中できなかったりと2つのことを両立する大変さを身をもって感じました。