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経歴
平成25年 入庁 商工振興課
平成28年 職員課
令和2年 産業観光課
私が所属している産業観光課は観光振興係、産業振興係、商業振興係、企業誘致係の4つの係に分かれており、私は企業誘致係の係長をしています。課としては、観光や労働を通して、福知山市を発展させていく仕事を行っていることになりますね。業務を行う上で、他の課と連携することもよくあります。例えば、工業団地の周りの道がボコボコしていたら道路河川課の方に工事をお願いしたり、周囲の交通環境については都市交通課の方に依頼したりします。関連する複数の課がそれぞれの業務を行うことで、企業誘致係としての業務を行うことができます。市役所内のどの部署においても単独でそれぞれの業務を全うすることはできません。
係の仕事内容は、長田野工業団地・長田野工業団地アネックス京都三和への企業誘致や設備投資をサポートすることです。また、地域の工場、産業の会社のサポートなども行います。仕事を行う上で、現場に行くことを特に重視しています。というのも、企業を訪れる前にその企業について調べたうえで企業を訪問するのですが、企業研究で得た印象と、実際に現場へ行って受ける印象が変わってくるからです。お話を聞くことで新たな視点を得ることができるし、行くたびに考え方が変わります。以前の職場で学んだ、事前の研究・現場調査・現地の人との会話という3つの観点から考えることを意識して、日ごろからの業務に活かしています。
福知山の市役所職員になる前は金融関係の民間企業に勤めていました。当時は、金融の知識があれば身近な人の役に立つことができるかなという想いもあり、金融機関へ就職しましたが、前職で市役所の方と関わることもあったことや地元である福知山で市民の人たちにより密接した仕事ができることから、福知山市役所へ転職しました。
民間企業と市役所職員との主な違いは職場内の雰囲気だと思います。民間の仕事には、企業の利益と取引先の利益など経済的な目標を達成するための緊張感や、それが生み出す従業員同士のプレッシャーがあったと思います。市役所内の仕事では、企業へのかかわり方について公平・公正さが求められます。またチーム内で連携して行う仕事も多いため、適度な緊張感の中で仕事ができるように思います。
民間企業に勤めていた経験が、今の仕事に生かされているなと感じることも多々あります。仕事をする上で様々な人と交流する機会がありますが、そのような経験の中で、人との繋がりが重要だということに改めて気付かされる部分もありますね。私が担当している仕事では、企業に立地してもらうためのプロセスでたくさんの人と交流をします。前職で関わった業種・業界の方には、今でも仕事でお世話になることがあります。そのたびに人との関わりの大切さを身に染みて感じますし、過去の仕事が現在の仕事に生かされているなと感じる瞬間の1つです。
休日は家で新聞を読んだり、金融関係の雑誌を読んだりしています。仕事に活かせることを楽しみながらやっている感覚ですね。以前は野球やソフトボールをやっていましたが、今はアウトドアが趣味なので家族や友人とよくいろんなところに出かけています。出かける時も、ルートに工場や企業を入れるようにしています。プライベートの中で感じたことや見たことも仕事につながる大事なことだと思っています。普段はオン・オフはあまりはっきりしていなくて、いい意味であまり仕事を仕事と思っておらず、楽しみながら仕事をしています。
お休みも充実し、子どもとの時間もしっかり作ることができています。どんな職業でも繁忙期は存在し、コロナ禍の2年ぐらいは経済対策で忙しく、休日に勤務することもありましたが、他の課から応援にきていただいて乗り切ることが出来ました。部署ごとに業務内容や繁忙時期も異なりますが、子どもとの時間が取れ、福利厚生がしっかりしていてとても恵まれているなと感じます。
どのような人材を求めるかというのは、僕としてはあまり具体的な望みは無いのですが、どの部署でも積極性のある方は重宝されると思います。他の職員や市民の方々の意図をくみ取り、臨機応変に動ける能力が大事ですね。先回りして詳しい内容を調べておくなど、細かい気配りができると凄いなと思います。
私の所属する課でも実際に現場に伺うことがあるのですが、市役所の業務では地域の企業の方々にもお世話になることが多々あります。人と人とのつながりは仕事をするうえで欠かせないので、人脈を広げる力も必要です。真面目に、真剣に頑張ることのできる方ならだれでも歓迎です!!
公務員は福利厚生が整っているなど、他の企業と比べても働きやすい環境にあります。大変なこともありますが、同時にやりがいもあります。ぜひ福知山市役所で一緒に働きましょう!
左からインターンシップ生の井戸・森田、産業観光課の横岡係長、インターンシップ生の岸部
インタビュアー:岸部このみ、井戸千尋、森田磨里亜
令和4年8月4日取材
今回インタビューをさせていただいて、市役所内の仕事内容やこれからの課題だけでなく、横岡さんのプライベートなどについても詳しく教えていただきました。横岡さんは実際に現場に行くことなど自分の目で見たり体験することを大事にされており、その経験から新たな発想や考え方を思いついたりすると仰っておられました。今回のインターンシップの中でも実際に現座に行く機会があり、自分で見て考えるということが重要であることを実感しました。私たちも日々の経験を大切にし、これからの生活に活かしていけるよう意識して生活していきたいと思いました。