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建設交通部道路河川課 技師 松田壮一朗

ページID:0040075 更新日:2021年10月5日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

建設交通部道路河川課 技師 松田壮一朗(まつだそういちろう)

松田さんの写真1経歴

令和2年 入庁 建設交通部道路河川課

道路河川課でどんなお仕事をされていますか?

 道路河川課は、主に市内の道路や河川の管理をしています。国や府が管理している道路や河川もあるので全てを管理するわけではありませんが、道路や河川が危なくないか、狭くないか、不便していないかを見て、整備をして安全を守っています。
 例えば今、由良川沿いの道路を府が川の氾濫を防ぐために土を盛って高さを上げていますが、その道路と接続する市道も嵩上げが必要になります。そのため、他機関との調整が必要な大きな規模の仕事があります。一方で、道路に穴が空いている所を直したり、道路に飛び出ている枝を切ったりというような仕事もあります。もちろん、業者に依頼することもありますが、現場の状況をみてどのくらい費用がかかるのか、どんな方法で問題を解決するのかを考え、交通整備や草刈りなど市職員でできることは自分たちでします。
 また、緊急時には専門職、一般事務職、年齢などは関係なく課の誰もが同じように対応に向かいます。大変な作業もありますが、課全体で汗を流して頑張っているので、チームワークが生まれ、同じ課の人たちと良い関係が築けます。
 工事の中には、億単位の金額が必要なものもあります。そういった仕事は少しのミスが何百万円、何千万円という大きな損失に繋がるので必ず先輩たちや色々な方にチェックしていただいています。道路河川課は雰囲気もよく、係長をはじめ、多くの方が相談に乗ってくださいます。
 入庁してこんなこともするのかと驚いたことは、道路・河川上の動物の死体の処理などの仕事も市職員が行っていることです。もちろん市内全てではないですが、市で管理している道路や河川にいる動物の死体などは回収しにいきます。また、緊急当番というのがあり、市民からの要請があれば夜中でも仕事にいかなければならないことがあります。非常に大変な仕事ですが、貴重な経験だと思います。

福知山市役所を選んだ理由は何ですか?

 福知山市に入所した理由には、土木技師として福知山市のインターンシップに参加したことが大きく関わっています。大阪の大学で、土木を専攻しており、土木技師として公務員のインターンに行きたいと考えました。しかし、当時は土木技師のインターン生の募集は少なかったです。そんな中、福知山市役所では、土木技師のインターン生を募集していたので、そこに応募しました。
 残念なことに、インターンの時期に当たる平成30年度の7月に豪雨があり、街中全体に浸水被害が出て大変な状況になりインターン自体がなくなる可能性があると考えました。しかしながら、福知山市役所には、インターン生として2週間快く受け入れてもらいました。普段からも多くの仕事があり、豪雨での被害もある中でも、インターン生の受け入れをしていただき、丁寧に対応をしてもらいました。色々な業務説明をしてもらいましたが、話を聞く上で分からない部分もありました。しかし、職員の方が話す言葉には、仕事内容や福知山の良さについて、一人一人の大学生に伝えたいという熱量を感じました。熱心に対応してくれる職員さんがいる良い環境だと感じました。また、こういう人が多い職場っていいなと思いました。
 そして、就活の時期にどこを就職先にしようかと考えた時に、福知山市役所の一次試験が全員面接というポスターを見て、知っているまちだしインターンでの思いもあり、受けてみようと考えました。面接では、面接官の方に顔を覚えてもらえており、来たことを喜んでもらえました。そこにほかとは違う温かさを感じ、私は大阪生まれ大阪育ちですが、福知山市役所に来たいと思いました。

どうして公務員を選ばれたのですか?

土木系の公務員になりたいと考えた理由は、10歳上の先輩が関係しています。堺市で土木系の公務員をしている先輩と車に乗っている時に、「今走っている道路俺が作ったんやで」と言っているのを聞いて、自分が作ったものが形として残るってかっこいいなと思いました。そして、その先輩に憧れて高校生の時から公務員になりたいと思うようになりました。今では、友達が福知山に来た時には、自分が携わった道を通るために遠回りして、「この道路は今僕が工事をしているんやで」と伝えています。

松田さんの写真1

福知山の魅力を教えてください。

福知山は「田舎」のイメージを持たれる傾向がありますが、交通の便が良く、生活しやすいと思います。平日仕事をして、休日は友達と出かけるところもあります。車で数十分出ると川や山があり、緑がきれいなのでリフレッシュできます。そしてなにより、人が優しいです。魚屋さんに買い物に行って500円のパックを2つ買うと、さらに同じようなパック2つと総菜を渡されて合計600円で買うことが出来ました。「これも持っていって」と買ったものよりたくさんのものをいただくことが多々あります。そういう田舎の良さもありながら、交通の便が良いことや生活に必要なものがそろっているというのは、福知山ならではだと思います。

やりがいは何ですか?

やりがいは、自分が行った仕事を市民の方に喜んでもらえることです。市役所なので地元からの要望を受けて発注する工事が多いのですが、実際に要望を受けてから工事が完了するまでに長年かかってしまいます。そうなると、工事を進めていく中で色々な指摘を受けることがあります。それでも、最終的に地元の方に喜んでいただけると、私も嬉しくなりますし、また頑張ろうと思うことができます。

学生へのメッセージをお願いします。

 福知山市役所では、1次試験が筆記ではなく、全員面接であるため興味があれば受けてみるべきだと思います。福知山市役所の職員の人に自分がどんな人か見てもらえる機会であるため、大学生にとっても良い経験になると考えます。筆記がダメでも面接が得意な学生も受けやすいため、「僕を取らないわけないよね」くらいの自信をもって受けてもらえればいいです。
 大学生のうちにやっておいたほうがいいことは、自分の意見や考えをまとめて言葉にする練習です。面接でも必要になると思いますが、就職した後にも必要になると考えます。面接練習はされると思いますが、それで全てが賄えるものではないので、普段から友達や先生の前で発表する場を大事にして、自分の思いを言葉にして伝える練習をしたほうが良いと思います。

松田さんの写真3

左からインターシップ生の和久、道路河川課の松田、インターシップ生の坂根、秋山

インタビュアー:坂根翔、和久実音里、秋山友香 

令和3年9月8日取材

[インタビューの感想]

今回初めて本格的なインタビューをして、不安もありましたが、松田さんが話しやすい雰囲気を作ってくださって色々お話してくださったので、1時間のインタビューで時間が足りないと感じるぐらいあっという間でした。記事を書くという業務に携わらせていただいて、人に質問をする時や話を聞く時の反応の仕方などを学ぶことができました。松田さんのお話を聞いて市役所の仕事が思っている以上に幅広いことを知って驚いたし仕事の魅力を知ることができました。ありがとうございました。


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