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福知山市のイクメン~男性の育児休業~

福知山市のイクメン~男性の育児休業~

子ども政策室の原田さんと長谷さんの写真

子ども政策室の原田さんの写真

福祉保健部 子ども政策室 家庭支援係 原田 恒久(はらだ つねひさ)

児童虐待対応や、家で暮らせないお子さんの保護などを児童相談所と連携して行っている。

令和2年3月に第一子が誕生し、同年4月から半年間育児休業を取得。

 

 

子ども政策室の長谷さんの写真福祉保健部 子ども政策室 保育園・幼稚園管理係 長谷 良敬(はせ よしたか)

主に、公立の保育園などで働かれている職員さんや施設の管理業務を担当している。

令和2年3月に第二子が誕生し、同年4月から半年間育児休業を取得。

 

 

・育児休業取得の経緯を教えてください。

昨年育休制度を利用し、4月1日から9月30日の6か月間職場を離れて、子育てに専念しました。

原田「新型コロナウイルスの影響や、妻の実家が遠く、子育ての助けを求めることも難しいということもあり、以前より育休取得を考えていました。職場である子ども政策室には女性が多く、産休や育休の機会が課内で多くあるため、男性の育休取得についても上司の理解がすごくありました。また、私は業務で家庭支援をおこなっており、虐待予防のためにもお父さんが家庭に入ってくださいねという立場なので、当時の係長からも『当然取るでしょ?』というような雰囲気で話を進めてもらったこともあり、スムーズに育休を取ることができました。」

長谷「初めは育児休業を取得するつもりはなかったのですが、家庭の事情等で急遽必要となり、育休を取ることを決めました。急な決断でしたが、上司や職員課の方のご協力のおかげで希望通り取得することができ、非常に助かりました。」

・育児休業中の思い出

原田「育児休業中にはご飯づくりやオムツ替えを手伝い、YouTubeで育児を勉強したりしていました。家事を分担することで妻にかかる負担を減らすこともできたと思います。仕事をしながら育児もするとなると時間的にも体力的にも大変ですが、育休を取得したことで、子どもとの愛着形成の時間ができたので、この期間に育児に専念できて良かったです。また、買い物に行った時、「買い物袋持ってます」と言って袋を置いたら、レジのおばちゃんが「じゃあ開けますねー」と、子ども連れてると動きづらいから袋を開けてくれるなど、育児をしていたからこそ人々の優しさに気づける場面もありました。」

長谷「楽しかったこともあれば、そうでないことも半々…。家族とずっと家にいる時間が多かったので、正直一人の時間も欲しいとも思いました。(笑)そんな中でも長女と一緒に散歩に行くなど育児の楽しさを感じられる場面がありました。育休から復帰して仕事をしている今になってみると、家族との時間はなかなか取れないので、半年間貴重な時間を共に過ごせてよかったなと感じています。」

・復帰後の職場環境

原田「新型コロナ対応もあり、結果として育休前と復帰後で担当業務がガラッと変わりましたが、全然苦ではなかったです。新しいことを覚えながら自分のペースで仕事ができました。また、子どもの保育園が市役所から離れているのですが、育児休業が終わった今は出勤時間を30分遅らせてもらうフレックスタイム制度を利用し、自分に合った働き方をしています。」

長谷「復帰後は担当業務が変わることもありますが、私の場合は育休前の担当業務にそのまま戻る形で復帰できたので、復帰した後も仕事がしやすかったです。また、早めに帰らせてもらえているので仕事と育児の両立ができているなと感じます。」

原田「フレックスタイムや時差出勤など制度がしっかりしていて自分のライフスタイルにあった働き方がしやすい環境があると感じます。また、男性の育休もちょっとずつ増えてきており、男性の育休取得に対する目も変わってきたように思います。」

原田さん長谷さんとインターンシップ生のインタビューの様子の写真

・育児休業の取りやすい環境

男性も育児休業を取得しやすい環境を作るには職場の協力が必要です。幸い私たちの所属している子ども政策室は、子育てを経験された職員さんが多く、また仕事の内容的にも育休を取ることに理解もあったため、周りからの理解が得やすかったですが、部署に関わらずいつでもどこでも取得しやすい制度であればいいと思います。
とはいえライフスタイルは人それぞれで、お子さんを持たない人だっています。育休を取ることで、そういった人たちの負担になったり、不公平感が生まれたりすることがないように、育休のような制度は取りたい人が、取りやすい環境であってほしいです。
男性の育休に限って言えば、今後育休取った人が増えてきたら取りやすくなってくると思います。育休取ったことのある男性職員から「どんなことが心配だった?」「大変だった?」とか話を聞いて、じゃあ半年くらいなら取りやすいかなといったイメージをつけやすかったです。

・男性の育休義務化

育児休業は、自分自身やパートナーが本当に必要だと感じたタイミングで休業を取れるような制度になった方がいいと思うので、家庭環境がうまく回っている時期に無理に取る必要はないと思います。
最近では、男性の育児休業に関心が高まる一方で、まだまだ取得率は低いため、男性の育休取得義務化といったことが話題になったりもします。もし育休を取ること自体が目的で義務化してしまうと、じゃあ1週間だけとか2週間だけとか期間が短くなってしまう。でも育休のいいところは、その期間仕事のことを忘れて子どもに接したり、家のことができたりすることなので、本人の取りたいタイミング、取りたい期間を選べるのが一番だと思います。
育休を取得することだけが目的化してしまうと、短期間取得者が多い中で、まとまった期間育休を取りたい人の意向が通りにくくなったりするかもしれません。だから単純に育休を義務化すればいいという流れはちょっと違うかなと思います。

原田さん長谷さんとインターンシップ生の集合写真

左からインターンシップ生の三輪・中林、子ども政策室の長谷・原田、インターンシップ生の村岡・濱野

インタビュアー:濱野瑠南、村岡さくら、中林衛、三輪祐介

令和3年8月24日取材

・インタビューの感想

お二人共が、福知山市役所では育児休業を取得しやすく、また制度に満足しているとおっしゃっていたのが印象的でした。24時間家族といる生活は普段と全く異なり大変なことも多い一方で、家庭を2人で支える貴重な機会を作ることができる制度なのだと思います。社会全体で見るとまだまだ男性の育児休業取得率が高いとは言えない中、周囲の理解も得やすく育児に参加しやすいというのは女性にとってはもちろん男性にとっても働きやすい職場であると感じました。 また、初めてインタビューを行ってみて、相手からお話を引き出すことや会話のキャッチボールを交わすことの難しさを痛感しました。しかし、公務の中では市民の方々のお話に耳を傾ける機会が多くあるので、将来に活かせる貴重な経験をさせて頂きました。