ふくぽ 明智光秀 新文化ホール ふるさと納税 意見募集 入札・契約
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経歴
H22 入庁 管財契約課
H24 契約監理課
H25 社会福祉課
H30 障害者福祉課
障害のある人の生活を暮らしやすくするための業務をしています。
障害者手帳の交付の仕事や医療費の助成事業、ヘルパー利用のための申請手続きなど障害のある人向けのサービス、就労継続支援など多岐にわたる仕事をしています。
他の部署と連携して業務を行うことも多いですね。障害者福祉課だけではできないこともありますのでみんなでやっていこうという意識で取り組んでいます。例えば危機管理室とは災害が発生した際に障害のある人がどのような避難手段をとるべきかなどの情報共有をすることが多いです。
近年ではコロナの影響で開催できていませんが、ふれあい運動会やふれあい福祉フェスタという文化祭のようなイベントなど市役所が企画して行うイベントもあります。民間の団体が主催する手話教室などの取り組みに関わることもあります。
障害のある人本人の力を活かせるようにどのように手助けすれば良いかを考えています。
障害があるという理由で必要としていない支援までするのは違いますよね。たとえば窓口で文字を書くときに、すべての人に代筆を行うのではなく、障害がある人それぞれの能力を理解したうえで手助けするようにしています。聴覚障害がある人の方に対してはただ大きな声を出して話しかけるのではなく、ゆっくり低い声で対応するなどの工夫を1人1人に合わせて行っています。
障害のある人の対応をして経験を重ねることでその人ができること、難しいことを見極めて適切な対応の仕方を学んでいっているところです。
福利厚生の面では非常に整っていますね。私には2歳と4歳の子供がいます。第一子を出産した後、2年の育休を予定していましたが、第二子の出産も重なり、育休を延長しました。延長には不安もありましたが、結果として計3年半の育休を取得することで育児に専念することができました。現在では育児部分休業をして家庭と仕事を両立させています。職員を非常に大切にしてくれる職場です。
就活をするうえで時事問題を理解するためにも新聞は読んでおいたほうがいいですね、現在でも新聞は毎朝読んでいます。特に市役所を志望するのであれば地方面は読んでおいたほうがいいと思います。福知山市の情報だけではなく、他の自治体はこんな政策をしているのだという部分を知ることで比較することができるので良いと思います。
左からインターンシップ生の松岡、大島、障害者福祉課の久下、インターンシップ生の梅原
インタビューアー:梅原梨々菜、大島広樹、松岡鷹佑
令和3年8月3日取材
福知山市役所の障害者支援政策の幅広さや充実度を今回のインタビューで知ることができました。障害のある人たちが自身の力を発揮し、住みやすい環境をつくるために様々な心掛けや工夫をされている久下さんの姿が印象的でした。様々な部署や人々との連携によって1つの町を動かしているということを学びました。インタビューを通して市役所がどれだけ市民に寄り添っているか実感し、目指すべき公務員の姿が明確なものになりました。都市の規模としては決して大きいとは言えない福知山市ですが、地方都市ならではの魅力が詰まっているということを、本インタビューを通じて学習することができました。