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特別定額給付金10万円はいかにして支給されたか

特別定額給付金10万円はいかにして支給されたか

特別定額給付金事務に従事した職員の写真

情報推進課蘆田の写真市民総務部情報推進課 課長補佐兼情報管理係長 蘆田 功(あしだ いさお)

特別定額給付金の対応では、主にシステムの構築、入力・確認のリーダーを務める

 

 

大学政策課井上の写真

市長公室大学政策課 連携推進係長 井上 智行(いのうえ ともゆき)

特別定額給付金の対応では、個別対応班のリーダーを務める

 

 

 

市議会事務局上原の写真市議会事務局 主任 上原 恭子(うえはら きょうこ)

特別定額給付金の対応では、提出された書類審査のリーダーを務める

 

 

 

特別定額給付金の制度について

特別定額給付金とは新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策の一環として、家計への支援を行うために一人当たり10万円の給付を行うものです。福知山市では、特別定額給付金のオンライン申請と郵送申請を受け付けました。オンライン申請は2020年5月1日に受付を開始し、2020年5月15日から振り込みが開始されました。郵送申請では、2020年5月27日に受付を開始し、2020年6月3日に振り込みが開始されました。

福知山市の対応について

福知山市役所では、社会福祉課が担当となりましたが、4月27日から7月末まで社会福祉課への兼務辞令が出るなど市役所の職員が総出で対応に当たりました。具体的な業務は、申請書の作成・配布、申請書の開封・仕分け、申請書類の審査、申請内容のシステム入力、入力内容の確認、会計審査・支払い処理、給付とそれぞれに担当を持って支給事務を進めました。

苦労した点

特別定額給付金の制度は、前例がないためマニュアルもなく慣れない業務で手探りの状態のなか、ミスが出ない方法や市民と職員両方に負担の軽いやり方を模索しました。当初は国から所得制限が設けられる方針が打ち出されていましたが、後に国民一人当たり一律10万円を支給するように方針転換されるなど、制度自体も不確定な要素が多く、また業務を進めるなかでも昨日までのやり方が今日には変わっているということもありました。例えば、書類審査の際に不備を発見したときに1つのボックスにまとめていましたが、後に不備の種類ごとにボックスを作り分別するように決まりました。また、提出された書類は個人情報のかたまりであり、その管理には開封直後に書類をホッチキスで留めたり、書類を違う部屋に運ぶ時にはコンテナに入れて蓋をして運んだりし、細心の注意を払いました。
また、定額給付金の業務には、なるべく早く給付できるように全庁的な職員の動員がかけられたり、臨時のアルバイトが集められたりしました。中には日替わりで従事する職員もおり、情勢の変化にうまく対応して、ミスが無いように正確な情報を共有することが必要不可欠でした。そこで、ホワイトボードに金融機関の情報などを記載し、担当職員が毎朝確認できるようにして、情報の共有を徹底しました。また、自分で判断をせず、分からないことはすべて逐一確認するように周知しミスが起こらないように努めました。

福知山市ならではの対応

特別定額給付金の対応で常に心がけていたことは、家計への緊急支援である給付金を“正確に早く”届けることです。福知山市の特別定額給付金の申請書類の配布は5月27日で、他の自治体に比べると少し遅れていました。それは、担当の職員が“正確に早く”配布するために何度も会議を開き、それぞれ意見を交流し、最も有効な方法を確立していたためです。具体的には、申請書は日付、はんこ、電話番号、口座情報を書くだけで申請できるように申請書を作成しました。また、書類に不備のあった市民には手紙で詳細なやり方を記載して送り返し、一人でも多くの方に確実に届くようにしました。不備に関する問い合わせがあった際に、誰でも対応できるように、職員間で不備の項目を共有しました。
このようにしたのは目の前の仕事だけでなく、先を見据えた対応が結果的に“正確で早い”対応につながると考えたからです。
このように福知山市では、一人でも多くの市民に特別定額給付金が早く届くように様々な工夫をし、結果として、福知山市ならではの工夫が申請から約1週間での支払いという“正確で早い”給付を実現しました。公務員のイメージというと“法律どおりに粛々と、決められた仕事に従事する”というイメージがあるかもしれませんが、近年ではお決りの業務だけでなく今回の対応のように柔軟性を求められる業務も増えてきました。

職員とインターンシップ生の集合写真

仕事で大切な事

特別定額給付金の業務の中で、他の自治体の職員とのつながりが生かされる場面がありました。研修などでつながりがあった他の自治体の職員と連絡を取り、進捗状況ややり方を確認することができ、自治体同士での助け合いにも繋がりました。また、他の課の職員と働くことになり、職員同士の横のつながりがより密になりました。このことは公務員に限らず、いろんな職業にあてはまることだと思います。
また、自分の目の前の仕事をさばかなければならないと思ってしまいますが、業務は様々で1つの班の業務だけでは完結しません。例えば申請書の開封・仕分け班の業務がどれだけスムーズに進んでも、その申請書の審査を行う班の業務の進捗が悪いと全体としての業務の流れとしてはスムーズではありません。業務が最初から最後までスムーズに流れるように、そして“正確に早く”届けることを可能にするために業務のノウハウを複数人で共有し、滞りが出ないようにしました。つながりの中で目的を共有してチームでやっていくことが大切だと改めて学ぶ良いきっかけになりました。

職員とインターンシップ生の集合写真

後列左から市議会事務局の上原、大学政策課の井上係長、情報推進課の蘆田補佐
前列左からインターンシップ生の堀之内、足立、中村

令和2年9月9日取材

インタビューの感想

今回のインタビューを通して、特別定額給付金の業務を詳しく伺うことができ、不透明な情勢の中での業務の大変さや業務を行ううえでの思いなどを知りました。そのなかでも特に印象に残ったのが“正確に早く”という言葉です。正確性と迅速性という共通認識のもとに業務を行うことが結果としてスムーズな給付を可能にしたのだと思いました。今回はお忙しい中、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

 


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