ふくぽ 明智光秀 新文化ホール ふるさと納税 意見募集 入札・契約
本文
経歴
平成29年 入庁 都市整備課
平成30年 用地課
平成31年 大学政策課
高校三年生の時に将来の仕事を考えたとき、人の役に立ちたいと思いました。龍谷大学のオープンキャンパスで、政策学部の存在を知り、入学することに決めました。大学のゼミでは、大学近くの商店街をフィールドに地域コミュニティの活性化について学びました。また、「話し合いの街づくり」について研究し、「未来を描く!福知山100人ミーティング(現:福知山次世代交流ワークショップ)」に運営側として参加して、話し合いによってどのようなことができるのかについて学ぶことができました。行政のサービスは、福祉や防災など民間には供給できない不特定多数の市民の皆さんの役に立つことであり、大学での学びを生かすために民間企業ではなく市役所職員を志望し、大学の活動で縁のあった福知山市にIターン就職しました。
大学政策課では、主に福知山公立大学との連携や運営補助に取り組んでいます。例えば、大学の地域連携や広報活動への支援、大学への補助金の交付です。また、年に1回大学の運営が計画通りに行われているかを外部の有識者が評価する評価委員会の運営を行っています。そのほかには、来年度福知山公立大学に新たに情報学部が開設される予定なので、情報学部と福知山市との連携も調整するなど大学政策課の仕事は多岐にわたっています。
現在、プライベートでは福知山に縁のある方をスピーカーに招いて、夢や目標を語っていただき参加者と交流する「フクユメ~福知の人の夢語り~」というイベントを主催しています。大学時代に友人が今の社会では夢や目標を語る機会が少ないので、そのような話をする機会を作りたいということで、「ユメガタリ」というイベントをしていて福知山市でも同じようなイベントをしたいと思っていました。そこで大学の先輩であり市役所の先輩でもある方に相談したところ「ええやん!やろや!」と言われたのがきっかけで始めました。このイベントの中で、参加者同士でコラボ企画が生まれたり、人脈が広がって人と人とが繋がっていくことが面白いと思っています。
また、福知山だけにとどまらず、京都府北部の七市町の魅力を発信するため、趣味で撮った写真をInstagramに投稿していて、この活動も人間関係を広げていると思います。
インスタグラムに投稿している福知山の写真
左上:福知山城を背景に撮った桜、右上:雲原大江山鬼そば屋の蕎麦、左下:あじさい寺と呼ばれる観音寺、右下:大原神社の鎮守の杜にある火の神神社
まずは、福知山を知るために、自分から積極的に福知山市に飛び込む。ボランティアやイベントに参加し、地域を知る。観光スポットも多いので、面白い市であることを知ってほしいと思います。
左からインターンシップ生の高雄・戸川、大学政策課の倉、インターンシップ生の石井・上山
インタビュアー 石井誠也・戸川琴乃
令和元年8月30日取材
実際にインタビューをしてみて、倉さんの地域の人の役に立ちたい、地域の方と関わることが大好きだという熱い思いに触れることができました。また、職場を離れてのボランティア活動・地域の魅力再発見に取り組まれていることを知りました。公務員という仕事では市民を第一に考え地域と触れ合うことが大切なことだと学びました。