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経歴
平成25年 入庁 秘書広報課
平成28年 生涯学習課
平成30年 人権推進室
私は、民間企業で約1年働いてから、福知山市役所に入りました。生まれも育ちも福知山市です。学生時代に、大学で福知山市三和地域の大原神社などの歴史について研究していたこともあり、生まれ育ったまちで働きたいという思いを持っていました。そして、民間企業よりも、福知山市役所で働くことにより、学生時代の経験を活かしつつ、福知山市に貢献できるという思いから志望しました。
人権推進室での仕事は、人権に関わる啓発活動を行ったり、人権相談などで市民の皆さんのお話を伺ったり、また地域との交流も人権を大切にすることにつながるということで各地域での住民交流会なども開催にしています。啓発冊子を作ったり、講師の方を招いて、人権講演会をしています。人権ときくと何だか難しいようなイメージがあると思いますが、人権の基本は、「相手を傷つけない」とか「相手の立場になって考える」ということです。女性の人権やアイヌの方の人権など、いろいろな問題がありますが、どんな人権問題も根っこの部分は「人」のことであり、他人事ではなく自分のこととして考えてほしいです。
仕事で心がけていることは、市民の皆さんのことを1番に考えることです。市民の皆さんは、分からないことや困ったことがあるから市役所に来られているので、すぐにできないと言わずに何かできる方法はないのかについて考え、仮に自分の課の仕事ではなくても、担当部署に引き継ぐようにしています。また、細かいことかもしれませんが、電話を素早く取ったり、即答できない内容は、相手を待たせないよう折り返し電話するように心がけています。
人権推進室では、仕事を任せてもらえたり、自分から提案をしたりすることができるのがやりがいです。また、有給休暇もとりやすく、子育て世代の方でも働きやすい環境が整っていると思います。
市役所というと、事務的な仕事というイメージを持っておられる方が多いと思います。しかし、市役所での仕事は、どの部署においてもアイデアを出すことが求められています。アイデアを出し、連携して仕事を行うことが大切です。そのためにも、学生時代には大学の友達だけではなく、大学以外の人と接する機会をもって欲しいです。また、どんなときも楽しめることが仕事をするうえで大切なことだと思います。学生の皆さんには小さなことと思えるような仕事でも、楽しんで仕事を行うことができ、自分のやるべき仕事について真剣に向き合うことができる人になってほしいと思います。就職活動では、自分には向いていないと思っていることであっても、試しにやってみることによって興味をもつことができるかもしれません。まずは何事も挑戦してみることが大切だと思います。
左からインターシップ生の中江、人権推進室の青木、インターンシップ生の小林・東川
インタビュアー:小林涼香・東川香菜
令和元年8月29日取材
青木さんは民間企業での仕事を経験しておられるので、その経験を基に話をしてくださいました。青木さんは明るく気さくな方だという印象を受け、とても話が聴きやすかったです。また、お話をお聴きして福知山市役所は働きやすい環境にあるということで仕事をする上でとても魅力的だと感じました。
青木さんのお話をお聴きし、印象に残ったことは人との関わりです。自分の知っている人だけでなく、いろいろな人と関わることによって、人と協力することの大切さや人と関わることの楽しさがうまれると思いました。また、1人で仕事はできないことから、人と連携することの大切さを知りました。自分が向いていないと思うことでも挑戦してみることにより、興味をもつことができることを学びました。