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経歴
平成22年 入庁 教育総務課
平成26年 社会福祉課
平成31年 道路河川課
課の業務としては、道路や橋りょう、河川の維持管理が主な仕事です。例えば道路で言えば、穴があいた箇所やひび割れた箇所の埋め立てなどの修繕から、新たな道路の敷設の計画から工事の設計・監督などがあります。その他、工事やイベントの時の占用許可を出すなど、市民のみなさんが使う道路をより使いやすくしていく、まちづくりの土台を固める仕事です。普段は市のインフラを担う縁の下の力持ち的な役割ですが、災害が発生したときには最前線でその復旧作業に関わる部署でもあります。
元々は、京都府南部の宇治市の出身なんですけど、小学校の低学年のときに、親の転勤で福知山市に引っ越してきました。中学・高校は福知山市で生活をし、大学生になるとまた宇治市に戻りました。福知山市と宇治市という二箇所で生活をしてみて、福知山市では田舎の良いところが残っていると思いました。例えば、都会では、近隣の人との関わりが薄いのですが、福知山市のような田舎ではよく挨拶をしたり、感謝の言葉を頂いたりすることがあるので、やっぱり都会と田舎では人間関係に対する考え方が異なると思いました。そんな人の温かみを感じられるような福知山市で就職したいなと思い、市役所に就職しました。
苦労したことというか、就職して最初に思ったことなんですが、市役所の業務というのは、市民の皆さんからするとできていて当然のことだという認識を持たれることが多いので、できて当たり前のことを続けることに難しさを感じました。例えば、草は刈れていて当たり前、道路はきれいにして当たり前などという認識を持たれることがあります。そのため、感謝が目に見えにくく、なかなか努力を認めてもらえないこともあります。それによって自分を見失いそうになることもありましたが、中にはお礼を言ったり褒めてくれたりする人もいるので、それが嬉しくて続けられました。他に苦労といえば、その時々の所属によっての職業病があるというか、例えば今の部署に来てからは、プライベートで道を走っているときにはボーボーに伸びた草がものすごく気になるようになりました。笑
今までいくつかの課を経験しましたが、どこの課もそれぞれ課内の連帯感は強く、結束力を感じます。みんなで飲みにいくようなこともよくありますし、どこも職場の雰囲気はとても良い感じです。また、福知山市役所では、休みははっきりしていてノー残業デーにも取り組んでいるため、ワークライフバランスが実現できます。
市役所に限ったことではないですが、人のためになにかをするというのは、とても良いことだと思います。普段はなかなか実感することのできない仕事だけど、感謝の言葉をかけてもらったり、なにか自分の仕事のあとを見たりしたときに、誰かの役に立つということが強く感じられる仕事だと思います。魅力的な仕事です。ぜひ、一緒に働きましょう!
左からインターンシップ生の山本、高野、道路河川課の本田、インターンシップ生の水城、福田
インタビュアー:福田夕紀・山本隆志
令和元年8月30日取材
実際にインタビューしてみて、本田さんは市民の方を第一優先に考え、仕事の中で面と向かって直接感謝を伝えられることは少ないですが、それでも縁の下の力持ちとして、市民の暮らしを支える仕事に誇りを持っている方です。福知山市役所では、本田さんのような誰かの役に立ちたいと強く思う人が多く、職場の雰囲気も良いという印象を受けました。誰かの役に立てるという実感を強く持てる仕事というのは、本当に魅力的だなと思いました。