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産業政策部産業観光課 企業誘致・産業エネルギー担当課長 芦田直也

ページID:0016187 更新日:2019年9月3日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

産業政策部産業観光課 企業誘致・産業エネルギー担当課長 芦田直也(あしだなおや)

産業観光課の芦田課長の写真

略歴

平成4年 入庁 教育委員会事務局管理課
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平成23年 市長公室企画調整係長
平成24年 市長公室市民協働係長
平成25年 企画課市民協働係長
平成26年 企画課課長補佐
平成28年 まちづくり推進課課長補佐
平成30年 まちづくり推進課地域振興・移住担当課長
平成31年 産業観光課企業誘致・産業エネルギー担当課長

Q.産業観光課ではどのような仕事をされていますか

A.企業誘致を行ったり、産業支援センターを開設し、民間事業所さんや起業したい人から利益や雇用に関する内部相談を受けてそのフォローを行うなどといった具体的な企業活動と密接に結び付くような仕事をしています。このような仕事が多いので、週の半分ほどはデスクではなく外に出て仕事を行います。たくさんの企業とかかわることが多く、業務の種類が幅広いため、課内の職員も毎日市内を飛び回って仕事を行っています。

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Q.市役所で働いていてやりがいを感じるときはどんな時ですか

A.仕事の相手は市民の方であることがほとんどなので、活動していく中で市民の方の共感が得られた時がやりがいを感じる瞬間です。人権推進室に所属していた時の話で、「鳥たちが舞うとき」という人権劇を行った際、3年間ほどのスパンでこの企画を進めていたのですが、主人公のトンビ役の方が公演3か月前に急きょ出演できなくなり、その代役として私が主役に抜擢されました。当初は役所側の人間が主役を務めてよいのかという葛藤もありましたが、最初の練習の時に台詞を完璧に覚えておくという役者さんの話を聞き、それを実践した結果、市民の方に認められ、共感を得ることができ、そこに市役所で働く上でのやりがいを見出すことができました。

Q.市役所で働く上で大切にしていることはなんですか

A.大きく2つあります。1つめは市民の方と対話を行うことです。市民の方のニーズに代表されるように、市役所側の認識と実際の現状とでずれが生じていることも多いと思います。なので、初めから決めつけで業務を行うのではなく、市民の方との対話を行ったうえで仕事に取り掛かることを大切にしています。また、相手によって対話のシチュエーションを変え、柔軟に対応することを意識しています。
「クレーム」という言葉を聞くと、マイナスなイメージが浮かんできますが、実は悪いことだけではありません。先ほども述べたように、苦情を言いに来られた方とも対話をきちんと行うことにより、その真意を把握することができ福知山が抱える課題が浮き彫りになってきます。このように、対話を行うという意味でも、クレームの存在がよりよいまちづくりにつながっていくと考えています。
2つ目は学び続ける姿勢を持つことです。大学を卒業すれば学びはそこで終りであると考える人も多いと思いますが決してそうではなく、就職してからも毎日が学びの場であり、学びながら体験してそれにより学びまた体験しての繰り返しを続けることで、仕事をしながらでもコミュニケーションスキルといった新しい力を身に付けることができるようになります。

Q.福知山の良いところを教えてください

A.都会的・田舎的な場所が共に存在し、工業団地や大学・高校もあって、人とモノが盛んに行き交う住みやすい街であると思っています。そのうえそれらの場所・施設は非常にコンパクトにまとまっています。このような要素がそろっているまちは一見どこにでもありそうで実はなかなか見つからないと思うので、そこは売りにしていきたいです。
もう一つは地域の人々同士の距離感です。全国的に田舎と呼ばれる地域ほど結びつきがべったりしているわけではなく、かといって都会ほど他人に無関心なわけでもなくて、ほどよい距離感で接してくれるので、そこも魅力的であると思いますね。

Q.最後に公務員志望の学生にむけて今のうちにしておくべきことを教えてください

A.市役所の市の中での役割は、地域の人と連携するなどして密接にかかわっていくことに加えて、地域の人同士のつながりを深めるというものなので、学生のうちに積極的にインターンシップなどに参加して、地域の人と直接対話する機会を少しでも多く得ることが重要であると考えます。

芦田課長とインターンシップ生の集合写真

左から、インターンシップ生の西宮、藤代、産業観光課の芦田課長、インターンシップ生の河合、岡本、産業観光課の佐藤

 

インタビュアー 藤代理貴 河合隼希

令和元年8月22日取材

インタビューをしてみての感想

実際に市役所に勤務している方のお話を聞いて、インタビュー前に想像していた市役所の姿とはまた違った側面が見えてきて、市役所で働くためには何が必要か、職員として働くにあたり重要な意識について学ぶことができ、良い機会になったと思います。すべてのお話が心に残る貴重なお話でしたが、特に、「市民の方の思い・ニーズは実際に会ってみないとわからないので、対話を行いながら事業を進めていくことが大切である」というお話は、私自身インターンシップ中に現地に赴く機会を重ねていく中で非常に大切であると感じていたことなので、改めてその大切さを実感することができたのと同時に、実際に公務員として働く際のモットーにしていきたいと思いました。


進路・就職支援ご担当者様

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