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【福知山の変】まちを変えていく変化人シリーズ | 創業300年の酒蔵を復活させた女性初の丹波杜氏・今川純さん

ページID:0063965 更新日:2024年3月16日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

[公開] 2022年6月2日 [更新] 2023年2月2日、3月8日​、5月14日、6月13日、2024年3月16日

◆ 変化人(へんかびと)、続々!最新情報は【福知山の変 総合ページ】へ ◆

光秀マインドプロジェクトVol.3 
「福知山の変」

​京都府福知山市が、挑戦する市民を主役にした最新ポスター発表!
女性初の丹波杜氏が挑む、創業300年の酒蔵 復活の”変”

7種「福知山の変」

明智光秀ゆかりの地を変える“変化人”を応援する「福知山の変」シリーズ第6弾

京都府福知山市は、このまちで挑戦し、まちを変えていく“変化人(へんかびと)”を応援するシティプロモーション企画「福知山の変」の最新作として、創業300年の酒蔵を復活させた女性初の丹波杜氏・今川純さんが主役のポスターを、3月16日に市内の「酒蔵祭り」にて発表しました。

市民とクリエイター、市職員の共同制作プロジェクト

「福知山の変」は、広告界で活躍するクリエイターと市役所職員がタッグを組んで、まちの礎を築いた明智光秀を超えていくような挑戦をする人々を紹介する市民参加型のシリーズ企画です。ポスターや新聞全面広告などで福知山の“変化人”たちを広く発信しています。

廃業寸前から大転換。ふるさとの風土を醸す酒造りに挑戦する杜氏・今川純さんが登場

6人目の変化人は、福知山市の六人部(むとべ)地域で300年以上続く市内唯一の酒蔵、東和酒造の11代目杜氏・今川純さん。廃業寸前の家業を継ぎ、自家醸造を復活。地域の農家に酒米栽培を依頼し、積極的に買い付けることで、農地保全にも貢献しながら地域の風土を生かす酒造りを行っています。

「福知山の変」発表の様子

「福知山の変」のビジュアルは、“変化人”の頭の中を表現しています。酒造りを始め、実家の酒蔵に蒸米(むしまい)の湯気が立ち昇るのを見て、思いがこみ上げたという今川さん。その心象が、今川さんのストーリーを伝える文章とともにポスターになりました。

「六人部(むとべ)で生まれたお酒を届けたい」​
今川純さん【東和酒造11代目杜氏】

「福知山の変」その六 
※クリックで拡大します

今川純さんプロフィール

いまがわ じゅん|福知山市出身、在住。1717年(享保2年)創業、市内唯一の酒蔵「東和酒造」の11代目杜氏。廃業寸前の家業に2008年から参加、11年に自家醸造を33年ぶりに復活。地元・六人部(むとべ)地域の農家に酒米栽培を依頼し、それを用いた銘柄「六歓」(ろっかん)が代表作となる。18年、日本三大杜氏のひとつ「丹波杜氏」に女性杜氏として初認定。酒造りを共に行う夫、3人の子ども、両親と、自身が生まれ育った地で暮らしながら、地元の米、水、気候を生かした酒造りを追求している。

福知山の変発表時の集合写真
今川さんご家族と六人部地域の子どもたち(2024年3月16日酒蔵祭り)

今川純さんコメント

今回「福知山の変」のお話をいただいたとき、「私はまだ何も地域に貢献できていない」とお受けするのに迷いがありました。うまくいかず苦しい気持ちを持ちながらも日々挑戦することや、しんどい中でも私はきっと醸し続けるという決意をこめて参加させていただくことにしました。何より私の順番が「六」というのも運命的に感じました。私を育ててくれた六人部の地で「六歓」という銘柄の日本酒を醸す、その酒を全国に広げることが六人部をはじめとした福知山の豊かな自然を守ることにつながると信じて今後も活動していきます。

▼展開
○ポスター掲出(順次) 福知山城天守閣/JR福知山駅コンコース北口ビジョン/福知山市立図書館中央館(常設掲示のほか、3月21日~31日「みつひデー展」にて全シリーズ掲示)/福知山市役所/市内各所など
○地元新聞(両丹日日新聞)への全面広告(3月18日付)

 <<B2ポスター掲出先、募集中!>>
秘書広報課(Tel.0773-24-7090/下記お問合せフォーム)までご連絡ください。

 

​「福知山の変」ステートメント (声明)

明智光秀を超えていけ​

福知山に、ゼロからまちをつくった明智光秀。
由良川の治水、経済の発展、そして福知山城。
彼の挑戦心は、福知山を変え、そして私たちの中で今も生きつづけている。
2022年に市制85周年を迎えた福知山。
今、変化を起こすチャレンジャーがたくさん生まれている。
「福知山の変」は、彼らの挑戦を紹介し、その輪を広げていくプロジェクト。
どんな小さなことからでも。誰もがチャレンジできる社会に変えていきたい。
きっと、明智光秀だって、はじめの一歩はどきどきしたはず。
このプロジェクトが、あなたの挑戦のきっかけになれば、うれしい。
さあ、いっしょに、一歩ふみだしていきましょう。

「福知山の変」、始まる。

 

「福知山の変」

 

​「福知山の変」これまでのシリーズ

「福知山の変」とは

福知山市のシティプロモーション企画「福知山の変」は、このまちで挑戦し、まちを変えていく“変化人(へんかびと)”を応援する、市民参加型のシリーズです。挑戦の輪と、それを応援する輪を広げることを目的としています。
変化人と広告界で活躍するクリエイター、市役所職員が協働してビジュアルを創り上げ、ポスターや新聞全面広告などで福知山市の変化人たちを広く紹介しています。
大河ドラマで注目を集めた地元ゆかりの戦国武将・明智光秀から受け継ぐ「まちづくりへの挑戦心=光秀マインド」がテーマの「光秀マインドプロジェクト」Vol.3ならびに市制85周年記念企画として、光秀そっくりさん公募の後、2022年6月2日(本能寺の変から440年)から始動。ステートメントとなる「福知山の変、始まる。」篇と、これまでに6人の変化人を紹介しています。夜の図書館を活用した変化人トークイベント、グッズやふるさと納税にも展開しています。

「福知山の変、始まる。」篇 (2022年)

明智光秀そっくりさんコンテストグランプリ 秋山 蒼さん【福知山公立大学4年生*​当時

始まる。編 
​※画像クリックで拡大します

ああきやま そう|静岡県出身、福知山市在住。2022年発表当時は、福知山公立大学4年生。福知山市が募集した「明智光秀そっくりさん」に家族の推薦で応募、50名の中から選ばれる。「将来はいろんな人を支える仕事がしたい」という目標のもと、23年に福知山市役所に就職。社会福祉に携わる。
(*2022年6月2日、本能寺の変から440年の日に発表 詳しくはこちら)​

その壱 「持続可能な音楽との出会いを創りたい」 (2022年)

吉田 佐和子さん【クラリネット奏者/起業家】*当時。現在は演奏活動を休業し、起業家に専念。​

その壱(吉田佐和子さん)
※画像クリックで拡大します​

よしだ さわこ|福知山市出身、現在は福知山市と大阪の2拠点生活中。株式会社Locatell代表取締役社長。(一社)福知山芸術文化振興会代表理事。アート・ローカルブランディング・フランスを軸に多事業展開。様々な分野のプロデュースを手がけている。
(*2022年6月2日、本能寺の変から440年の日に発表 詳しくはこちら)​

その弐 「福知山出身を誇りに思えるまちにしたい」 (2022年)

岩城 四知さん【SomAbito代表/キャンプライフクリエイター】

福知山の変 その壱

​※画像クリックで拡大します​

いわき よつとし|福知山市出身、在住。デザイナーズキャンプブランドSomAbito(ソマビト)代表、クリエイティブディレクター。日本・アジアでクラフトワークショップを開催。テレビ番組、CMにも出演。ライフワークであるキャンプを通し、「奥京都」の魅力を伝えている。22年夏、福知山市内の廃校を利活用した「ソマビトノースヒルズキャンプ場」をオープン。24年、SomAbito東京進出が決定。
(*2022年6月2日、本能寺の変から440年の日に発表 詳しくはこちら)​

その参「″役に立ちたい″が″やりたい″につながる」(2023年)

佐々井 飛矢文さん【第七代大江山鬼そば屋 共同店長​】

福知山の変 その参

​※画像クリックで拡大します

ささい としふみ|埼玉県出身、福知山市在住。第七代共同店長として中村麻美さんとともに老舗「大江山鬼そば屋」の伝統をつなぐ。学術博士。家政学・デザイン学等の国際学会で活躍。料理、作詞作曲、作画、裁縫、鉄道や車などの多趣味を生かし、経営を再建。様々な学校や地域で、移住や性的少数者に関する講演を行う。通称「なゝ姫」。24年2月、中村さんとの共著で、福知山市雲原地域に伝わる桜御前と鬼童丸の話を中心に、新たな視点で酒呑童子伝説を絵本調にまとめた小説『「鬼」とよばれた親子』を出版。
(*2023年2月2日、鬼鬼の日に発表 詳しくはこちら)​

その四 「ヒト・モノ・コトをつないで農業をもっと元気にしたい」 (2023年)

小林加奈子さん 【小林ふぁ~む代表】

福知山の変 その四

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こばやし かなこ|大阪府出身、福知山市在住。大阪で学習塾を25年間経営した後、2015年に福知山市に孫ターンし、夫妻で農業をスタート。女性初の京都府指導農業士。奥京都(京都府北部)で一次産業に携わる女性グループ「のらXたん ゆらジェンヌ」発起人。京都女性起業家賞、LED関西、みんなの夢AWARDなどで入賞。23年、生産者と食卓をつなぐ新ブランド「Nora dish 奥京都」を立ち上げる。
(*2023年3月8日、国際女性デーに発表 詳しくはこちら)​

​​その五 「毛原を千年つづく里にしたい」 (2023年)

水口一也さん【毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト代表】

「福知山の変」水口さん

※画像クリックで拡大します

みずぐち かずや|「日本の棚田百選」とその後継の「つなぐ棚田遺産」に認定されている福知山市大江町毛原出身、在住。大阪・京都で約30年営業職を勤め、2011年にUターン移住。 2015年「毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト」を立ち上げる。平均年齢約70歳と高齢化が進む地域でICTやクラウドファンディングを活用し、関係人口を増やしながら地域課題の解決に取り組んでいる。同プロジェクトは地域再生大賞優秀賞、内閣官房主催「冬のDigi田甲子園」全国9位。
(*2023年5月14日、毛原の棚田イベントに発表 詳しくはこちら)​

展開の様子

新聞広告
【いままで】両丹日々新聞 全面広告

08
【いままで】JR福知山駅 コンコース(改札前)  

ナイトライブラリー「福知山の変」トークセッション

「福知山の変」トークセッション

公式グッズ「福知山の変ポロシャツ」

09
好評発売中!(2023年11月30日まで)

ふるさと納税返礼品「SomAbito 焚き火台 別注モデル」

SomAbito焚火台

その弐で登場した焚き火台がふるさと納税の返礼品に。デザインは「福知山の変」アートディレクターの古谷萌さん。

 

「福知山の変」クリエイティブスタッフ

クリエイティブディレクター・コピーライター
佐藤 舞葉さん (コピーライター/CMプランナー) ​

さとう まいは|東京都出身、2019年から4年間福知山市で暮らす。au三太郎シリーズ「みんながみんな英雄。」で日本最高峰の広告コピー賞「TCC賞」グランプリなど多数受賞。近年もコカ・コーラ「この瞬間が、私。」、大阪ガス、東京マラソン、UHA味覚糖、LINEギフト、プラスなど様々な広告に携わる。

アートディレクター
古谷 萌さん (アートディレクター/イラストレーター)

ふるや もえ|東京都出身、在住。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」ポスターや東洋水産「マルちゃんクッタ」パッケージ・広告、アンパンマンこどもミュージアムのアートディレクションなど、グラフィックデザインを中心に幅広い分野で活動。受賞歴に新聞広告大賞、TOPAWARDS ASIAなど多数。

フォトグラファー
吉良 恭蔵 (福知山市役所職員)

きら きょうぞう|福知山市出身、在住。福知山市役所の広報職員。広報誌『広報ふくちやま』で全国広報コンクール写真の部・全国1位(特選・総務大臣賞)、京都広報賞4年連続知事賞受賞など。現在は、主にふるさと納税を担当。

プロジェクト進行
福知山市役所 シティプロモーション係

過去のプロジェクトにスエヒロさん作「謀反のお知らせハガキ」実物化や「本能寺の変 原因説50 総選挙」開催などから成る「本能寺の変プロジェクト」のほか、「#福知山城チャレンジ」<外部リンク>「明智光秀がしゃべる自販機」「鬼鬼の日/鬼鬼祭」など。全国広報コンクール特選・総務大臣賞、シティプロモーションアワード金賞、PRアワードグランプリブロンズなど受賞多数。

「福知山の変」その六 スタッフクレジット​

CD・C:佐藤舞葉   AD:古谷萌   撮影:吉良恭蔵   D:吉田由梨   撮影技術:岡本憲一   レタッチャー:桜井素直   ヘアメイク:近江美巴

 

(参考)「福知山の変」発表にあたってのコメント(2022年6月)

佐藤舞葉さん (クリエイティブディレクター・コピーライター​)

福知山に変化をもたらす人々を応援するプロジェクト「福知山の変」がはじまりました。世間では裏切り者のイメージが強い明智光秀ですが、福知山ではまちの礎を築いた人物として愛されており、福知山には彼の挑戦心を受け継ぐ人がたくさんいます。このシリーズは、福知山で挑戦する人々を紹介し、その輪を広げていくことで、まちをもっと良くしていこうという想いから生まれました。「本能寺の変」の結果は、みなさんご存知の通りですが、令和の「福知山の変」は、世の中を良くする大改革をもたらしてくれると、チーム一同確信しております。福知山を変える“天下人”ならぬ“変化人(へんかびと)”にどうぞご注目ください!

古谷萌さん (アートディレクター​)

「福知山の変」は、好きなことで頭がいっぱいの“変化人(へんかびと)”を紹介していくプロジェクトです。そんな彼らの頭の中をビジュアライズさせる手法として、すこし不思議な写真のコラージュを用いています。これからも、どんな人たちの頭の中が覗けるのか、ご期待ください。「福知山の変、始まる。」篇では、明智光秀の家紋が入った兜と、現代の光秀として選ばれた秋山さんのギャップをあえてつくるために、白Tシャツで撮影に臨んでいただきました。きっと現代に光秀がいたら、堅苦しいスーツやネクタイを外して、Tシャツ姿でみんなと汗を流して福知山を盛り上げるんではないかという妄想もあります。​

吉良 恭蔵​ (フォトグラファー​) *福知山市職員​

「福知山の変」には、様々な市民や職員が関わっています。「ここから福知山の熱が広がっていきますように」と、みんなの想いを指先にこめて、シャッターを切りました。今回登場するのは3名ですが、今もまちのどこかで「福知山の変」「チャレンジ」が起こっています。福知山市民は、シャイだったり、クールだったり、謙虚な方が多いけれど、『広報ふくちやま』の取材を通して話を聞いてみれば、「いがいと!」(やっぱり?)みんな心は燃えていると分かりました。「まちの魅力は住んでいる人の魅力。」力を合わせ、それを実感できるようなプロジェクトにしていきます。

(参考)「光秀マインドプロジェクト」とは

福知山城を築き、まちを拓いた明智光秀から脈々と受け継がれてきた、まちづくりへの挑戦心「光秀マインド」。市の資産や魅力として発信するとともに、福知山で挑戦する人にスポットライトを当てるためのプロジェクトです。

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【受賞】令和5年全国広報コンクール 広報企画の部 入選、令和4年度京都広報賞 写真の部・組み写真「知事賞」(京都府内1位) *題材:#福知山城チャレンジ 新作能『光秀』、撮影:福知山市職員 吉良(『福知山の変』フォトグラファー)

11<外部リンク>

  • Vol.3 福知山の変
    【受賞】第3回シティプロモーションアワード 金賞・審査員特別賞(優秀チャレンジ賞-「変化人」マインドに注目して-)

「福知山の変」7種


福知山市公式動画

「明智光秀マインド~ 語り:クリス・ペプラーさん」
【明智光秀が築いた城下町 京都 福知山】

福知山市公式動画

福知山市初のプロモーション動画『鬼のいざない』を公開中!
福知山を訪れた女性が鬼にいざなわれ、出会う“いがい”なものとは…?

みなさんの声を聞かせてください

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