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ヒートショックとは急激な温度変化がもたらす身体への悪影響のことです。
寒い時期に暖房のきいた部屋から、浴室やトイレ、廊下などに行くと、寒さで身体がゾクゾクすることがあります。室温の急な変化によって、血管が急激に収縮し血圧が上昇したり心臓に負荷がかかることで、脳卒中や心筋梗塞を発症する危険性が高くなります。
入浴中の温度差が大きい秋から冬の時期は、1年のうちで入浴中の突然死が最も多く発生しており、特に注意が必要です。
ヒートショックが原因での死者は全国で年間1万人以上とも言われています。
・脱衣所やトイレを小型の暖房機等で暖める。
・風呂場の床にスノコやマットを敷いておく。
・シャワーでお湯をためることによって、浴室全体を暖めておく。
・すでに浴槽にお湯がたまっている場合は、入浴前にふたを開けておく。
・入浴時は急に熱いお湯に浸からない。
・入浴時に声を掛け合うなどの事故防止につとめる。
・トイレは暖房便座を設置するのが望ましい。
・長時間の入浴は避けましょう。
福知山消防署 警防課 救急係
電話: 0773-23-4119 ファックス: 0773-22-5458