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本市の公共下水道事業は、福知山処理区、三和処理区、大江中部処理区において実施し、3箇所の処理場を有し、平成21年度に整備が完了しています。
福知山処理区は、昭和34年3月に公共下水道事業として認可を受け、当初は、市の中心部である旧市街地の125ha(中部系統)を対象に、合流式下水道で整備を開始しましたが、その他の区域は、分流式下水道による整備とし、今日まで着実に整備を進めてきました。
平成22年度末では、整備面積は2,107ha まで拡大し、処理区域内人口は、60,000人を超えるに至っています。福知山処理区の汚水は、全て福知山終末処理場で処理する計画で、現在の処理能力は日最大で62,000m3/日を有し、日々の平均で約50,000m3/日の汚水を処理しています。
三和処理区は、平成6年2月に特定環境保全公共下水道事業として認可を受け、現在の整備面積は82ha、処理区域内人口は約1,100人となっています。三和処理区の汚水は、三和浄化センターで処理する計画で、現在の処理能力は1,800m3/日となっており、日々の平均で約490m3/日の汚水を処理しています。
大江中部処理区は、平成6年11月に特定環境保全公共下水道事業として認可を受け、現在の整備面積は136ha、処理区域内人口は約2,600人となっています。大江中部処理区の汚水は、大江中部浄化センターで処理する計画で、現在の処理能力は2,000m3/日を有し、日々の平均で約850m3/日の汚水を処理しています。
公共下水道の対象区域だけでなく、市内全域において効率的に水洗化の取り組みを進めるため、農業集落排水の整備を行い、現在、21地区、21処理場の整備が完了しています。
旧福知山地区は、昭和54年度に着手した中六人部地区農業集落排水事業をはじめとして7地区で事業を行い、平成17年度に農業集落排水事業の整備は完了しています。
三和町地区は、平成6年度に着手した大原地区新山村振興農林漁業対策事業や、平成9年度に着手した菟原地区農業集落排水事業など、現在では、簡易排水事業・農業集落排水事業として3地区で事業を行い、平成16年度に整備は完了しています。
大江町地区は、平成5年度に着手した大江河東地区農業集落排水事業をはじめとして、4地区で事業を行い、平成19年度に農業集落排水事業の整備は完了しています。
夜久野町地区は、昭和63年度に着手した井田額田地区農業集落排水事業をはじめとして、7 地区で事業を行い、平成17年度に整備は完了しています。また、平成13年度から、農業集落排水事業の余剰汚泥を堆肥化する事業を進め、平成17年度から7地区全てにおいて、堆肥化プラントによる汚泥のコンポスト化を実施しています。
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