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令和2年3月31日(火曜日)に国土交通省の令和2年度予算が公表され、国土交通省の補助事業における令和2年度新規事業化箇所として「一般国道429号 榎峠バイパス」が決定され、令和2年度からの国道429号(福知山丹波間)の府県境の榎峠バイパスが事業化される事となりました。
国道429号の福知山市と丹波市の境である榎峠は、以前は交通の要衝として地域住民に親しまれてきました。しかし、幅員の狭いつづら折りの道路であるため、普通車のすれ違いさえ困難であり、日常生活での利用は難しい状況となっています。
そのため、行政組織である「国道429号(福知山丹波間)改修促進同盟会(会長:福知山市長 大橋 一夫、副会長:丹波市長 谷口 進一)」と福知山市と丹波市の地域住民で組織する「国道429号(福知山青垣間)改修促進合同協議会(会長:足立 信昭、副会長:佐竹 義正)」は、長年にわたるアピール活動等や要望活動などの連携した取り組みにより、ようやくその成果として国道429号榎バイパスの事業化が実現することになりました。
国道429号榎峠バイパスが完成すれば、交通隘路の解消が図れるため、近畿地方の南北に走る高速道路網を東西に結ぶ道路として機能するほか、災害に強いネットワークを形成し、緊急医療活動の支援及び交流人口拡大による地域観光振興の活性化の促進などが期待されています。
国道429号は、福知山市と丹波市を結ぶ重要な道路であり、昔から福知山市と丹波市を行き来する生活道路として地域に親しまれてきました。しかし、現況幅員が狭くつづら折りの道路であるため、普通車のすれ違いすら困難な状況です。
このような状況の中、福知山市と丹波市の地域住民組織が連携して設立された「国道429号(福知山青垣間)改修促進合同協議会」と福知山市と丹波市で設立した「国道429号(福知山丹波間)改修促進同盟会」とで、国道429号榎峠バイパス
の早期事業化を求めて、アピール活動等や要望活動に取り組んできました。
この度、国土交通省の令和2年度予算が公表され、国道429号榎峠バイパスの事業化がついに決定しました。長年にわたり取り組んでこられた地域の皆さんの熱い思いと官民一体となって要望してきた本事業が、事業化という成果に結びついたことは、まさに歓喜に耐えない思いです。
この間、各関係機関・関係者の皆さまには、大変な御尽力を賜りましたことに、厚くお礼申し上げます。
今後につきましては、福知山市といたしましても、事業を実施していただく京都府・兵庫県と一体となって、国道429号榎峠バイパスの早期完成に向けて、全力で取り組んでまいります。
令和2年4月1日
福知山市長 大橋 一夫