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廣田教育長あいさつ(令和4年9月1日)

ページID:0054859 更新日:2022年9月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

教育長あいさつ

 廣田教育長

 

教育長 廣田 康男

 

2学期を迎えて

 

 日中はまだまだ汗ばむ日が続きますが、日暮れが早まり、朝夕の涼しさや虫の音に秋の訪れが少しずつ感じられるようになりました。

 市立の園・小中学校では、2学期を迎えましたが、この夏季休業期間も新型コロナウイルスの感染者数は減る様子を見せませんでした。新学期も引き続き、感染対策の徹底と学びの継続を両輪にして、教育活動を行わなければならない状況となっています。

 さて、新年度がスタートして5ヶ月が過ぎましたが、学校の状況等の一部を紹介させていただきます。

    1学期は、感染状況と向き合いながら、少しずつ従来の教育活動ができるよう工夫をしてきました。特に、修学旅行や校外学習等、3年ぶりに本来の日程で実施することができ、児童生徒たちにとって楽しい思い出作りができました。また、小学生陸上大会や中学校体育連盟の大会等、様々な行事や活動を通じて児童生徒たちの活躍する姿が見られたことは、大変うれしく思います。とりわけ、この夏の中学校体育連盟の京都府大会では、個人や団体種目での優勝、京都府吹奏楽コンクールでは、金賞の受賞校があり、コロナ禍で様々な制限の中、ひたむきな努力が実を結び素晴らしい結果を残しました。

 今の中学3年生は、入学以来3年間、十分な活動ができないままでの集大成の大会等でしたが、結果だけでなくここまで一生懸命取り組んできたことは、大いに讃えたいと思います。ただ、感染等の関係で、行事や大会等に参加できなかった児童生徒の存在も忘れてはいけないことで、しっかり支援していきます。

 次に、タブレット型端末導入2年目のICT教育の推進については、その活用は順調に進んでいます。今後は、デジタルの長所とこれまでの授業方法によるアナログ的な良さとを融合させて(本市では「デジアナ教育」と呼んでいます)、一人一人に最適な学びを実現できるよう、福知山公立大学の協力を得ながら研究を進めていきます。

   また、2年目を迎えた市立学校教育内容充実推進プラン「『響』プラン・F」の事業の一つである「本物の芸術・文化体験」について、小学4年生の博物館等の見学は予定通り実施でき、貴重な体験の場となっています。今後、中学1年生を対象とした劇団四季の鑑賞を予定しており、本物に触れる感動体験が大きな刺激となり、豊かな心の育成や向上心につながることを期待します。

   この2学期も児童生徒たちが、生き生きと学校生活が送れるよう、支援していきます。

   そして、一人一人が自分の可能性を信じ、「なりたい自分」になれるよう、教育活動の充実を目指していきますので、ご家庭や地域の皆様のご協力をよろしくお願いします。

 

(令和4年9月1日作成)


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