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医療費の適正化について

ページID:0059229 更新日:2023年9月27日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

     福知山市国民健康保険では、限られた財源を有効に活用し安定した国民健康保険事業の維持や運営を行っていくため、医療費の適正化に努めています。

     適正化対策として、疾病の予防や早期発見のための特定健康診査・国保人間ドック事業、医療費通知の送付、ジェネリック医薬品に関する取組みなどを行っています。

特定健康診査・人間ドック事業

特定健康診査はこちら

国保人間ドック事業はこちら

医療費通知の送付

     医療費通知は、国民健康保険に加入する一人ひとりの医療費を、受診年月、医療機関ごとにお知らせするものです。

     医療機関を受診した際の医療費の額を知っていただき、適正な受診を心がけていただくことを目的としています。

     令和5年分の医療費通知は、次のとおり発送する予定です。

  • 令和5年1月〜11月診療分:令和6年2月上旬発送
  • 令和5年12月診療分:令和6年3月上旬発送

ジェネリック医薬品

     ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許が切れた後に製造販売される先発医薬品と同等の有効成分で、同等の効果と効能を持つ医薬品のことです。

     ジェネリック医薬品は、有効性、安全性、品質について国の厳格な審査に合格し承認を受けたお薬で、安心してご使用いただけます。また、先発医薬品と同じ有効成分を使用し開発費用が抑えられているため、低価格です。ただし、ジェネリック医薬品に切り替えたあと、技術料や管理料が加わることで、これまでのお薬代との差額が少ないことがあります。

     なお、すべてのお薬にジェネリック医薬品があるとは限らず、また同じ先発医薬品に複数のジェネリック医薬品があることもあります。また、先発医薬品と形や大きさが違うものもあります。

     福知山市国民健康保険では、市役所保険年金課または支所窓口でジェネリック医薬品希望シールを配布しています。保険証やお薬手帳に貼るなどして利用してください。

     医師の診察を受けたときにジェネリック医薬品を希望される場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。 

ジェネリック医薬品差額通知

     福知山市国民健康保険では、処方を受けたお薬について、ジェネリック医薬品に切り替えられた場合に自己負担額にどれくらい差があるか、「ジェネリック医薬品差額通知」のお知らせを年1〜2回送付しています。

     「ジェネリック医薬品差額通知」を受け取ったからといって、必ずジェネリック医薬品に切り替えなければならない、ということではありません。

     ジェネリック医薬品を希望される場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。医師または薬剤師の判断で変更できない場合があります。

リフィル処方箋

     リフィル処方箋は、症状が安定しているとき、一定期間内に処方箋を繰り返して利用できる仕組みのことです。利用は3回までで、医師の判断により処方されます。ただし、湿布薬や向精神薬など、リフィル処方箋による処方ができないお薬があります。

     リフィル処方箋を受け取ったときは、継続的な服薬の管理や指導などのため、同じ薬局でお薬の調剤を受けてください。

     また、リフィル処方箋を受け取っていても、体調に不安があるときなどは、必ず医師または薬剤師に相談してください。

OTC医薬品の利用

     OTC医薬品は、医師の処方箋がなくても、薬局やドラッグストアなどで薬剤師や医薬品登録販売者からアドバイスを受け購入できるお薬のことです。店頭のほか、インターネット販売で購入できるお薬もあります。

     軽度な身体の不調のときに、症状に合うお薬を上手に使い、自分自身で身体の手当をすることができます。 自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調を自分自身で手当することを「セルフメディケーション」と言います。

     OTC医薬品は、使用上の注意をよく読んで、用法や用量を守って、上手に活用しましょう。ただし、副作用があるときや、症状に改善が見られないときは、必ず医師または薬剤師に相談してください。

重複受診と重複服薬

    「診断が間違っているのではないか?」「思ったようによくならない」などの理由で、同じ病気で複数の医療機関にかかる重複受診は、同じ検査や処置を再度行い、お薬も二重に処方され、重複服薬を招く可能性もあり、自分の身体の負担にもなります。重複服薬には、一人一冊お薬手帳を持ち、活用することも有効です。

     診断や治療に不安を感じるときは、納得のいくまで医師に相談するようにしましょう。

多剤服用

     複数の病気にかかると、複数の医療機関で受診し処方されるお薬の種類が増える傾向にあります。多くの種類のお薬を服用(=多剤服用)することで副作用などの薬物有害事象のリスクが高まります。

     この多剤服用の中でも害をなすものを「ポリファーマシー」と言います。お薬の種類が増えれば増えるほど、ポリファーマシーのリスクは高くなります。

     お薬の種類が多い場合は、お薬手帳を一冊にまとめ、医師・薬剤師に相談しましょう。

かかりつけ医とかかりつけ薬局 

     かかりつけ医とは、自分や家族の病歴や体質などを把握してくれている、何かあったらまず相談すると決めている医師のことです。 精密検査や高度な医療が必要になったときは、ほかの医療機関や専門医を紹介してくれます。健診などの結果を報告すれば、生活習慣の改善点などのアドバイスを受けることもできます。

     かかりつけ薬局とは、処方箋をもらったら、必ずそこで調剤してもらうと決めている調剤薬局のことです。複数の医療機関で処方箋をもらっている場合は、かかりつけ薬局で薬の重複や飲みあわせなどをチェックしてもらえ、薬歴をみたうえでアドバイスを受けることができます。重複服薬や多剤服薬を防ぐこともできます。

     通院しやすい近所の医師・薬局や、話しやすく質問しやすい医師・薬局など、かかりつけ医とかかりつけ薬局を持ちましょう。


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