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鬼とヒトが仲良くなれる豆のお菓子『おにさんこちら』完成!

ページID:0061942 更新日:2024年2月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

投げずに、分け合おう。
鬼を親しむ新・節分カルチャーを全国へ届けるために、京都府福知山市と市民、鬼に詳しい人々が開発したオリジナル新商品『おにさんこちら』が完成しました。

おにさんこちら

概要


京都府福知山市は、鬼もヒトもみんなでワクワク、楽しみながらまちを盛り上げていく、まさに“オニバーサル”なまちを目指すプロジェクト『ONIversal city project』を実施しています。

“鬼のまち”福知山市には、多くの地域で恐れられる存在である“鬼”を親しむ、少し変わった文化が根付いており、2月2日を鬼鬼の日と名付け「節分で追い出される鬼たちよ、集まれ!」と鬼を悪者にしない独自の節分カルチャーを発信してきました。

そんな“鬼のまち”福知山を広めるべく、地元や鬼にまつわる13団体・個人が集まり「鬼とヒトが仲良くなれる豆のお菓子」開発プロジェクトに取り組みました。約半年に渡る開発期間を経て、この度「投げずに、分け合おう。」をコンセプトとした新商品『おにさんこちら』が完成しました。クラッシュしたロースト大豆を練り込んだ、一口サイズのさくっほろっとした食感の豆クッキーで、鬼にまつわる団体・世界鬼学会も「鬼も喜んで食べてくれるような美味しい豆」(八木透会長談)とお墨付きです。

これまでに、この新商品をより多くの方に届けるべく、プロジェクトメンバーの大江作業所が昨年11月からクラウドファンディングを実施。約1ヶ月間で132名の支援者から50万9500円の支援をいただき、目標額を大きく超える169%を達成しました。

豆のお菓子『おにさんこちら』は、2月1日から支援者にお届けするとともに、福知山市内や大江作業所オンラインサイトでも販売を開始します。全国の方に『おにさんこちら』とともに「鬼とヒトもみんなでワクワク」できる新しい節分カルチャーをお伝えしていきます。

『おにさんこちら』詳細

節分で必ず投げられる「福豆」と呼ばれる大豆。 “鬼”を親しむ、少し変わった文化が根付く福知山ならではの「投げずに、分け合おう。」がコンセプトの、豆を投げるのではなく一緒に美味しく食べてハッピーになれる、“鬼とヒトが仲良くなれる豆のお菓子”を、節分シーズンにあわせて開発しました。

さらに本商品の開発にあたり、より“オニバーサル”な商品を目指し、企画会議「ONIversal summit」を開催しました。会議では“鬼”の気持ちを考えながら「どんな見た目なら鬼が怖がらないか」「ヒトにとってもどうしたら鬼に投げるのももったいないくらいおいしいお菓子にできるか」話し合いを重ねました。さらに本市の一大イベント「福知山マラソン」では参加者へ試食を実施し、ヒト目線でもより美味しい味わいを研究しました。

■商品概要
【商品名】 「鬼とヒトが仲良くなれる豆クッキー『おにさんこちら』」 4種詰合せ 16個入り
味4種(カシス・カカオ・レモン・煎茶)×各4個/750円(税込)

【商品特長】
企画会議「ONIversal summit」での話し合いの内容を受け、クラッシュしたロースト大豆を練り込み、見た目はコロンと丸い一口サイズでさくっほろっとした豆クッキーを開発しました。4種類のカラフルな味付けで、鬼もヒトも一緒に宝石を選ぶかのように見た目も楽しめるクッキーです。
「鬼のまち」だからこそ作ることができた、鬼もヒトも大好きなお菓子です。

カシス
【カシス】鬼もヒトも青春を思い出す甘酸っぱいカシス味。​
カカオ
【カカオ】鬼の子どももヒトの子どももみんな大好きカカオ味。​
レモン
【レモン】鬼もヒトもウルウルキラキラ爽やか〜になるレモン味。​
煎茶
【煎茶】鬼と一緒に団らん煎茶味。

■パッケージについて

パッケージ
本商品のパッケージには、福知山市在住で『ONIversal city project』のキービジュアルを担当したイラストレーター、滝町昌寛さん描き下ろしのイラストを活用したデザインを使用しています。滝町さんのユーモア溢れるタッチで描かれる可愛らしい鬼たちは、みんなニコニコ嬉しそうにクッキーを抱え、まさに鬼もヒトも美味しく楽しめるお菓子に仕上がりました。

■購入方法
大江作業所 公式オンラインサイト<外部リンク>(BASE内) ※2024年2月1日(木曜日)12時から販売開始
〇セレクトショップ 鬼の巣   <ONI-NORTH>※2024年2月1日(木曜日)12時から販売開始
住所:京都府福知山市大江町三河68
■商品へのこだわり 開発担当:大江作業所

大江作業所のみなさん
この度、商品の開発にあたりご支援賜りました皆さん、広報にご協力いただきました皆さんへ深く感謝を申しあげます。始める前は様々な不安がありましたが、沢山の方々から応援のコメントをいただき、とても嬉しく思います。
販売ターゲットとして、おそらく史上初の「鬼とヒト」が食べやすい粒のサイズにすることや、大豆の食感をどのくらい残し製造するのかなど課題がある中ではありましたが、これまでの「ほろほろくっきぃ」製造のノウハウを生かしながら商品を完成させることができました。
『おにさんこちら』が“鬼”を親しむ独自の節分ニューカルチャーとして、また福知山市の新しいお土産品として全国的に有名な商品となっていくことを願いお礼のメッセージとさせていただきます。本当にありがとうございました。

■監修コメント 世界鬼学会 会長 八木透(佛教大学 歴史学部 教授)

佛教大学八木教授
2月の節分には、通常なら鬼たちは豆を撒かれて追い払われるのですが、本プロジェクトでは逆転の発想から、鬼も喜んで食べてくれるような美味しい豆を作りました。そして子どもからお年寄りまで、すべての人々と鬼が仲よく共存できるような社会を作っていきたいと考えています。

商品開発の沿革

■企画会議「ONIversal summit」
ONIversalsummit1ONIversalsummit2ONIversalsummit3
『おにさんこちら』を開発するにあたり、2023年9月と10月に企画会議「ONIversal summit」を開催し、地元や鬼にまつわる13団体・個人が集まり“鬼”の気持ちを考えながら話し合いを重ねました。
本商品は、世界中の鬼研究者や鬼好き約300人が加盟する「世界鬼学会」が監修。会議で出た意見をもとに、鬼でもヒトでも大人でも子どもでも食べられる商品という方向性が決まり、商品化の実現に至りました。

<参加団体・個人>(五十音順)
大江作業所、大江まちづくり住民協議会、大江山酒呑童子祭り実行委員会、大江を元気づけるプロジェクト実行委員会、鬼を語る会、世界鬼学会、日本の鬼の交流博物館、福知山観光協会 大江支部、福知山公立大学 地域経営学部 准教授 福畠真治、福知山市商工会、福知山市役所、福知山地域振興社、元伊勢内宮 皇大神社

■福知山マラソンにてテイスティング実施
福知山マラソン1福知山マラソン2
2023年11月23日に開催された「第31回福知山マラソン」では、マラソンに訪れたランナーや応援で来た人へ、豆のお菓子のテイスティングとクラウドファンディングの呼びかけを実施しました。当日用意した500個の試食用豆クッキーをすべて配り、実際に食べた感想をヒアリングするとともに、大会に参加した市内外の方々へ本プロジェクトを知ってもらうきっかけとなりました。当日は、福知山の魅力を発信したいと集まった福知山市内の高校生たちも、手作りのお面を装着してランナーを迎え、プロジェクトの発信に奮闘しました。

大江作業所について

「酒呑童子」伝説の町、福知山市大江町で活動する障害者就労継続支援B型事業所。一人一人が持てるスキルを存分に発揮できるように適材適所の支援に努めるとともに、一般企業と対等に競える商品づくりにこだわり、積極的な商品開発や情報発信を行っています。鬼好きの観光客が多くなるように「大江町を活気ある地域にしたい」という思いから、2018年に鬼の巣(ONI-NORTH)というセレクトショップを立ち上げました。
本プロジェクトでは、鬼と仲良くなる豆のお菓子の開発から製造、販売までを担います。

ONIversal city projectとは 

ONIversal city project キービジュアル
福知山市は、最強の鬼・酒吞童子など3つの鬼伝説を有する「鬼の聖地」大江山、成田亨さん制作の鬼モニュメント、世界一巨大な鬼瓦がある日本の鬼の交流博物館、また市のイメージキャラクター「酒吞童子」など、まさに鬼づくしのまちです。そのため、多くの地域で恐れられる“鬼”を親しむ、少し変わった文化が根付いています。その文化にひっかけ、「節分で追い出される鬼たちよ、集まれ!」をコンセプトに、2月2日を「鬼鬼の日」として発信しています。
本年度、“鬼”を親しむ文化がある福知山市では、「鬼もヒトもみんなでワクワク楽しみながら、福知山市を盛り上げていこう!」という想いを込めて、Universal(ユニバーサル すべての人の)を語源にする“ONIversal”(オニバーサル)という造語を作り、本プロジェクトを始動させます。鬼とヒトが共生できる“ONIversalデザイン”なまちを目指し、福知山市民や鬼に詳しい人々と共に様々なコンテンツを発信していきます。
詳細はこちら

鬼鬼の日&鬼鬼祭2024概要

鬼鬼の日バナー鬼鬼祭バナー
京都府福知山市は、「02」(オニ)の語呂合わせで、2月2日を「鬼鬼の日」として発信し、鬼鬼の日の周辺で鬼にまつわる企画を集めたプロジェクト「鬼鬼祭」を開催します。コンセプトは、大江山鬼伝説のある「鬼のまち」らしく、「節分で追われる鬼たちよ、集まれ!」。4年目となる今回は、鬼にゆかりのある地域や団体、また福知山公立大学生によるユニークな企画が満載です。まちぐるみで鬼を盛り上げる、鬼づくしの「鬼の祭典」、開幕します!
詳細はこちら

参考)鬼のまち、ふくちやま

■「鬼の聖地」大江山に伝わる最強の鬼・酒呑童子の伝説
大江山の雲海鬼像
「酒呑童子絵巻」日本の鬼の交流博物館所蔵
写真1枚目:大江山の雲海 写真2枚目:鬼像
写真3枚目:「酒呑童子絵巻」日本の鬼の交流博物館所蔵

福知山市にある大江山には、平安時代中期の武将「源頼光(みなもと よりみつ/らいこう)」が、「頼光四天王」と呼ばれる屈強な家臣らを従え丹波国⼤江⼭へ向かい、酒吞童子(しゅてんどうじ)率いる鬼の一味を討伐(鬼退治)するという伝説が伝わっています。大江山は2007年に「丹後天橋立大江山国定公園」に指定。毎秋、酒呑童子伝説と大江山をテーマとした「大江山酒呑童子祭り」が開催されています。※2023年 第42回は台風7号災害のため中止

■昭和から令和まで、市としての「鬼のまちづくり」の取り組み
昭和以降、大江山の鬼伝説がまちおこしに使われるようになりました。大江駅前では72体の鬼瓦がお出迎えし、大江山までの道中には13体の鬼像が佇むなど、様々な場所に自然と鬼が共存しています。
​令和になった今も、福知山市は鬼伝説をモチーフにしたPR動画やポスター、鬼ラッピングのタクシーなど、様々な鬼コンテンツを企画し、「鬼のまちづくり」をすすめています。​
鬼タク
コロナ禍では「鬼鬼の日」の市役所大江支所職員や地域で働く人々の鬼のコスプレ姿が一躍話題に。“鬼のまち”をポップに楽しくアピールしようと、すすんで鬼マスクや角を装着し、そのシュールな姿にメディアの注目を集めることとなりました。

市役所大江支所の様子 

「鬼伝説のまち、福知山」
↑ポスターについて詳細はこちら

■「鬼の聖地」大江山にある神社の節分祭
元伊勢内宮
丹後天橋立大江山国立公園の中にある「元伊勢内宮皇大神社」の節分祭では、豆まきを行い、人に災いをもたらす三鬼(病鬼・陰鬼・貧鬼)を神前に追い込み、お祓いをして病鬼を元気に、陰鬼を陽気、貧鬼を富貴のお多福に変身させます。

■「鬼は内、福は外」?!まだまだある「鬼のまち」ならではの節分祭
元伊勢内宮
大江山以外の地域にもユニークな鬼文化が残ります。福知山市三和地域の「大原神社」の節分祭のかけ声は「鬼は内、福は外」。巷にある悪いものを神社で清めたうえで(=鬼は内)、村に福をお返しする(=福は外)一風変わった節分祭。鬼がお多福に変わる演出は地元の有志により演じられ、今もなお地元のひとたちに愛されている恒例行事です。

 

関連リンク集

鬼のまち福知山―大江山鬼伝説・酒呑童子・源頼光―
 …福知山はなぜ鬼のまちなのか。その理由と、市内にある鬼スポットをご紹介しています。

大江地域について(福知山市移住サイト内)<外部リンク>
 …大江山のある福知山市大江地域について、詳しく紹介しています。空き家や里泊の情報も掲載!

酒呑童子が「ONIversal city project」​について書いたnoteも公開!<外部リンク>


福知山市公式動画

「明智光秀マインド~ 語り:クリス・ペプラーさん」
【明智光秀が築いた城下町 京都 福知山】

福知山市公式動画

福知山市初のプロモーション動画『鬼のいざない』を公開中!
福知山を訪れた女性が鬼にいざなわれ、出会う“いがい”なものとは…?

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