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「鬼伝説のまち、福知山」ポスター完成!約2000本の中から選ばれたキャッチコピーを、広告界の巨匠がデザイン!

ページID:0053318 更新日:2023年1月27日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

「まちおこしを、人まかせにしない。」

福知山市は、広告クリエイティブの専門誌である月刊「ブレーン」による、キャッチコピーの公募企画「C-1グランプリ」とコラボし、「鬼伝説のまち、福知山」のキャッチコピーを昨夏募集しました。

応募総数1975点の中からグランプリに決定したのは・・・

 

「まちおこしを、人まかせにしない。」

作:船越一郎さん(共同企画)

 

■審査員・公庄仁さんコメント(コピーライターなど/本企画の企画・審査/東京と福知山の二拠点で活動)​

「人まかせにしない」などと、真面目な顔で言っておきながら、実は「まちおこしが鬼頼み」となっている構図に思わず笑ってしまい選んだのですが、時間が経つにつれて、広報やまちづくりに主体的に取り組む福知山市にとって、「まちおこしを、人まかせにしない。」という文字通りの意味が、いがいと合っているかもしれない、という気がしてきました。
▽全文は「noteふくちやま」へ!
【福知山市公式note 】鬼のまち福知山がクリエイティブ誌に登場。全国からなぜか約2000本のキャッチコピーが集まる。<外部リンク> 

*公庄仁さんと、福知山市役所シティプロモーション係職員が、審査を行いました。

■募集の概要はこちら
「鬼伝説のまち、福知山」のキャッチコピーを募集!【C-1グランプリ】

 

著名アートディレクターのデザインでポスター化

「鬼のまち、福知山」ポスター 
※クリックで拡大します
葛飾北斎『北斎略画手ほどき』すみだ北斎美術館蔵
画像提供:すみだ北斎美術館/ DNPartcom​​

C-1グランプリ初の試みとして、このコピーをポスター化。著名な広告を多数手がけるアートディレクター副田高行さんがデザインし、葛飾北斎のユーモラスな鬼の絵が登場するポスター完成しました。

ポスターは、福知山市内の「日本の鬼の交流博物館」や図書館、東京の永田町駅に掲出されます。(詳細はこちら)

 

■副田 高行さん プロフィール

そえだ たかゆき|1950年生まれ。アートディレクター。スタンダード通信社、サン・アド、仲畑広告制作所を経て、副田デザイン制作所設立。主な仕事としてシャープ、サントリー、TOYOTA、earth music&ecology など。数多くの広告賞を受賞。

■副田 高行さん コメント

〈制作の意図〉
今回のポスターを制作するにあたり、私がおもったこと。
一般的に鬼は、恐ろしい存在。そもそも鬼は、人がつくりだした
想像上のいきもので、実体がない。全国各地にいろいろな
鬼がいて。大江山に棲む酒呑童子も、恐ろしい鬼だ。
そんなネガティブなイメージを、払しょくしたいと考えた。
が、単にオモシロイ、というのではいけない。
パッと興味がひかれるものがよろしい、とおもった。
C-1グランプリで公庄仁氏により選ばれたのは、
「まちおこしを、人まかせにしない。」であった。このコピーで
デザインを考えると。ビジュアルはやはり 「鬼」がいい、とおもった。
鬼がこのコピーを語っている、と。そこで、いろいろな鬼をさがすなかで
葛飾北斎の鬼にであった。北斎画伯が描く数おおくの
恐ろしい鬼のなかに、ユニークな絵をみつけた。文字を
組み合わせて描く「文字絵」の教本のなかの鬼。絵手本の
絵なので、ユーモラスでふしぎな鬼の絵なのだ。
あまりみたことのないユニークな絵(北斎のあそび心でもある) だ。
この北斎の絵は、脇に配した歌の文字を組みあわせて
いくとなんと鬼の絵ができあがる、というもの。
だからか、どことなく未完成な印象をあたえる絵だ。
「まちおこしを、人まかせにしない。」 というコピーを語るに
ふさわしい鬼である、とおもうのだ。これをみた人が、
おもわずニンマリする。たのしくユーモラスな「鬼伝説のまち」
のポスターに仕上がった、とほくそ笑んでいる。
                                                                                      (AD 副田高行)

■原画

葛飾北斎『北斎略画手ほどき』すみだ北斎美術館蔵
画像提供:すみだ北斎美術館/ DNPartcom​

原画
※クリックで拡大します​

ポスター掲出先

  • 日本の鬼の交流博物館(福知山市)
  • 福知山市立図書館・中央館(福知山市)*2023年2月2日~12日
  • 東京メトロ永田町駅(都道府県会館地下通路)(東京都)*2023年2月5日まで(予定)

 

参考

鬼のまち福知山―大江山鬼伝説・酒呑童子・源頼光― 

戦国武将の明智光秀が福知山城やまちの礎を築いた京都府福知山市。府北部に位置し、光秀公を「神」として祀る御霊神社や一級河川の由良川、平安時代のヒーロー・源頼光と最強の鬼・酒てん童子の鬼退治伝説の舞台である「鬼の聖地」大江山など、豊かな歴史や文化が今も多く残っています。 光秀を主人公とした大河ドラマ『麒麟がくる』をきっかけに「明智光秀のまち」として全国区の注目を集める福知山市は、今、アニメ作品を契機とした鬼ブームの影響で「鬼のまち」としても注目を集めています。 

福知山市「鬼のまち」ページ 

パンフレット「最強の鬼のまち  京都  福知山」 

鬼アニメ「転生したら鬼退治を命じられました」 

福知山市「鬼鬼の日」「鬼鬼祭」

 

福知山市公式note「noteふくちやま」

2022年9月9日にスタートした「ほどよく街で、ほどよく田舎」な、京都府福知山市の公式note。福知山にゆかりのあるクリエイターも寄稿しています。


福知山市公式動画

「明智光秀マインド~ 語り:クリス・ペプラーさん」
【明智光秀が築いた城下町 京都 福知山】

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福知山市初のプロモーション動画『鬼のいざない』を公開中!
福知山を訪れた女性が鬼にいざなわれ、出会う“いがい”なものとは…?

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