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市民出資による公共施設でのオンサイトPPA事業について

ページID:0042736 更新日:2024年8月26日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

市民出資を活用した公共施設でのオンサイトPPA事業に取り組んでいます!!

PPA写真
 福知山市では、SDGsや世界的な気候変動対策、脱炭素社会の動きに呼応し、令和3年2月に「ゼロカーボンシティ」を宣言するとともに、同年6月には「再エネ100宣言 RE Action」に参加しました。令和3年度に3か所の公共施設を活用した太陽光発電をオンサイトPPAモデル事業をスタートし、令和5年度までで累計7か所で実施しています。

事業概要

 「地域における地域貢献型再生可能エネルギー事業の推進に関する協定」(5者連携協定)の枠組みにより、市内公共施設で、たんたんエナジー発電合同会社(たんたんエナジー株式会社100%出資)が設置する太陽光発電設備により発電された電気を福知山市が使用する地産地消の取組みです。

事業経過

・平成27年度に策定した再生可能エネルギー導入のマスタープランである「福知山市再生可能エネルギー活用プラン」の中で、具体的な導入推進プロジェクトとして、市内協力団体や電力会社、金融機関及び金融商品取引事業者等と連携し、市民からの出資を得て市公有財産を使用して行なう市民協働型発電事業のスキームを定め、再生可能エネルギーの導入を推進することとしました。
・平成31年1月に地域貢献型再生可能エネルギー事業の推進に向け、相互協力及び連携を図ることを目的として「地域貢献型再生可能エネルギー事業の推進に関する協定」を、福知山市や地域新電力会社、さらには地元金融機関など5者で協定を締結しました。
・この協定の枠組みを活用し、市民出資を財源の一部としたオンサイトPPA事業(第三者所有モデル)※を実施しています。

【補足※】PPA(Power Purchase Agreement:電力供給契約)
PPA事業者は施設の屋根等に太陽光発電設備等を設置し、施設所有者は設置場所を貸すとともに、発電された電力を使用し、電気代をPPA事業者に支払います。PPA事業者は設置費用及び運用・管理費用を施設利用者の電気代で回収します。その中で、「オンサイトPPAモデル」とは、需要家の敷地内に発電設備を設置し、電力を供給するモデルになります。

協定5者とPPA事業における役割

5者協定の役割
協定に参加している5者によるPPA事業の役割
参加者 ※オンサイトPPA事業開始当時 役割

福知山市
(福知山市長 大橋一夫)

公共施設の使用許可
京都北都信用金庫
(理事長 吉田英都、宮津市)
事業費の融資
プラスソーシャルインベストメント株式会社
(代表取締役社長 野池雅人、京都市上京区)
市民出資ファンドの創設及び資金調達
龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)
(センター長 村田和代 龍谷大学政策学部教授、京都市伏見区)
事業企画、推進に関する助言

たんたんエナジー株式会社
(代表取締役 木原浩貴、福知山市)

太陽光発電設備の設置及び管理、電力の供給

 

設置箇所と設備概要

令和3年度
施設 三段池総合体育館 福知山市武道館 学校給食センター

合計

所在地 字猪崎377番地の1 字猪崎377番地の24 問屋町98番地 3か所

太陽光
発電
パネル

太陽光パネル 368枚

(内訳)
メインアリーナ290枚
サブアリーナ 78枚

太陽光パネル 62枚 太陽光パネル 344枚

太陽光パネル

774枚
主な設備 パワーコンディショナ、蓄電池(9.8kWh) パワーコンディショナ、蓄電池(4.0kWh)、充放電設備(V2B) パワーコンディショナ   
発電能力

455W×368枚=
167.44kW

455W×62枚=
28.21kW

455W×344枚=
156.52kW

352.17kW
年間
発電量

約16万kWh/年の発電が可能。
(三段池公園総合体育館等三段池公園施設の年間消費電力量の約34%に相当。)

約15万kWhの発電が可能。
(学校給食センターの年間消費電力量の約25%に相当)

約31万kWh
備考

〇総年間発電量31万kWhは、一般家庭の年間電気使用量(4,258kWh)の72軒分に相当。
(環境省「令和2年度家庭部門のCO2排出実態統計理調査」による。)
〇発電で賄えない電力についてはたんたんエナジーが再エネ100%の電力を供給。

令和4年度
施設 福知山市立南陵中学校 福知山市役所夜久野支所
(夜久野町生涯学習センター)
合計
所在地

字天田(南岡町)190

夜久野町額田19-2 2か所

太陽光
発電
パネル

太陽光パネル    226枚 太陽光パネル     140枚

太陽光パネル

366枚
主な設備 パワーコンディショナ、蓄電池(14.9kWh)、充放電設備(V2B) パワーコンディショナ、蓄電池(14.9kWh)、充放電設備(V2B)  
発電能力 455W×226枚=102.83kW 455W×140枚=63.7kW 166.53kW
年間供給
電力量
約7万kWh/年の発電が可能。
(南陵中学校施設の年間消費電力量の約50%に相当。)
約6万kWh/年の発電が可能。
(夜久野支所施設の年間消費電力量の約20%に相当。)
約13万kWh
備考 〇総年間供給電力量13万kWhは、一般家庭の年間電気使用量(4,258kWh)の30軒分に相当。
(環境省「令和2年度家庭部門のCO2排出実態統計理調査」による。)
〇発電で賄えない電力についてはたんたんエナジーが再エネ100%の電力を供給。
令和5年度
施設 福知山市三和荘 福知山市立桃映中学校 合計
所在地 三和町寺尾8004番地の丙

字堀(北小谷ヶ丘)1691

2か所

太陽光
発電
パネル
太陽光パネル    64枚 太陽光パネル    99枚

太陽光パネル

163枚
主な設備 パワーコンディショナ、蓄電池(7.4kWh)、充放電設備(V2B) パワーコンディショナ、蓄電池(7.4kWh)、充放電設備(V2B)  
発電能力 455W×64枚=29.12kW 455W×99枚=45.045kW 74.165kW
年間供給
電力量
約2万5000kWh/年の発電が可能。
(三和荘施設の年間消費電力量の約44%に相当。)
約3万5000kWh/年の発電が可能。
(桃映中学校施設の年間消費電力量の約36%に相当。)
約6万kWh
備考 〇総年間供給電力量6万kWhは、一般家庭の年間電気使用量(4,175kWh)の14軒分に相当。
(環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計理調査」による。)
〇発電で賄えない電力についてはたんたんエナジーが再エネ100%の電力を供給。

 

PPA実施施設の写真

PPA写真  PPA写真南陵  PPA写真夜久野  PPA写真三和荘

左上:三段池公園総合体育館、右上:南陵中学校、左下:夜久野支所、右下:三和荘


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