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特定外来生物 オオキンケイギクについて
オオキンケイギクを運搬、栽培等することは法律で禁止されています
オオキンケイギクとは
オオキンケイギクは、5月から7月にかけて黄色くコスモスに似た鮮やかな花を咲かせます。強靭でよく生育することから、以前は工事の際に法面緑化に使われてきました。しかし、群生した場合は他の在来植物の生息場所を奪うなど、悪影響を及ぼします。
平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則禁止となっています。これらの項目に違反した場合、最高で個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。
↑オオキンケイギクの写真
駆除を行う場合の注意点
・自宅の庭や敷地内に生えているものを駆除する場合、生きたまま移動させたり、保管したりすることは外来生物法で禁止されています。根っこから引き抜いたものを、2~3日程度天日にさらすか袋に入れて枯らし、十分に土を払ったうえで可燃ごみとして処分してください。
・個体に毒があるなどの報告は現在ありませんが、駆除する際には、手袋等をはめ、けがをしないよう気を付けてください。
・オオキンケイギクを繁茂させないようにするためには、種子を地面に落とさない、もしくは種子が付く前に駆除を行うことが大切です。
・無断で他人の敷地に入っての駆除はしないでください。
参考ホームページ
京都府自然環境保全課(外来生物情報)