ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織からさがす > 文化・スポーツ振興課 > 古瀬戸菊花文瓶子、丹波焼(山田古墓出土品)

本文

古瀬戸菊花文瓶子、丹波焼(山田古墓出土品)

 

たんばやき

丹波焼

瓶子

古瀬戸菊花文瓶子

古瀬戸菊花文瓶子(こせときっかもんへいし)、丹波焼甕
山田古墓出土(府暫定、考古資料)

 山田古墓は、福知山市大内の丘陵上に位置する鎌倉時代後期から南北朝期にかけての古墓群です。
 昭和57年に近畿自動車道(現舞鶴若狭自動車道)の建設工事に先立って発掘調査が行われました。土を盛り上げて築いたとりで状の高まりを中心に、土で築いた壇状の遺構、火葬墓、集石遺構、土坑(どこう)(人間が土を掘ってできたと考えられる穴)など60基以上が確認されました。
 甕は、土坑の一つから出土した丹波焼甕です。高さが60センチ、胴部も最大で60センチをはかる大型の甕です。赤褐色系の色をしていますが、上半部には自然釉がかかっています。骨を納めた蔵骨器(ぞうこつき)として使用されたものであり、大型品でほぼ完全な形に復元できる丹波焼甕として貴重な資料です。
 また、瓶子は、別の土坑に埋納されていた古瀬戸の瓶子です。こちらも蔵骨器としての利用が想定されます。残存高は22.9センチで胴部は最大で17.9センチをはかります。全体に菊花文が施されており、これらはスタンプを押し当てるようにしてなされたものと考えられます。また、漆接ぎによる補修が行われたことも確認でき、当時においては貴重品として扱われ、最終的に蔵骨器として利用されるという器の生涯を示す稀有な資料として重要です。


みなさんの声を聞かせてください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?