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草創期縄文土器深鉢
3 草創期縄文土器深鉢(府指定)
福知山市教育委員会蔵
員数 一個
高さ 8.2cm
口径 10.4cm
器壁厚さ 5mm
福知山盆地南端の武者ヶ谷遺跡から出土した縄文時代の深鉢で、草創期でも最も古い先隆起線文土器に属する。
器高は8.2cmと小型で、草創期の段階から土器の大小が使い分けられていたことがわかる重要な資料である。また、縄文土器ながら輪積みの痕跡が見えない精緻な土器であり、先隆起線文土器として国内で唯一全体の形状がわかる点でも価値が高い。