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酒吞童子イラストコンテスト 受賞作品の結果発表と展示について
酒吞童子イラストコンテストの審査結果と展示について
日本の鬼の交流博物館開館30周年プレ企画「酒呑童子イラストコンテスト」へ多数のご応募ありがとうございました!
募集期間
令和5年2月2日(木曜日)~令和5年3月10日(金曜日)
応募人数・点数
60名 81点
審査日
令和5年3月16日(木曜日)
審査員
日本の鬼の交流博物館歴代館長 村上政市、塩見行雄、佐藤秀樹、村上誠
福知山市役所秘書広報課
受賞作品
酒吞童子賞(最優秀賞) 1名
「大江山酒宴」 宇都恵利花様(東京都杉並区)
審査員コメント
・浮世絵と漫画テイストのイラストが上手く組み合わされて、細部まで丁寧に描かれている。本来であれば、酒宴は酒呑童子に頼光一行が毒酒を飲ませるシーンだが、別の出会い方をしていればこの作品のように両者ともに楽しそうに飲んでいたのかもしれないと考えさせられる。
・ステレオタイプな「こわい鬼」ではなく、鬼に親しみを持てるという面で鬼博のコンセプト「鬼とは何か」に合致している。こんな鬼と人間の関係性もアリだなと、鬼についても色々と思いを馳せられるイラスト。
茨木童子賞(優秀賞) 2名
「酒の肴に丹波栗」 三日月電波様(北九州市)
審査員コメント
・酒呑童子の鼻が丹波栗になっているユーモアあふれるイラスト。鬼の総大将である酒呑童子が、渋い顔をしながら丹波栗片手に酔っている姿はどこか親近感を覚える。
「酒呑童子」 画駱駝柑子(がらくだこうじ)様(福岡県粕屋郡)
審査員コメント
・ポストカードサイズなのが勿体ないほど描きこまれており、魑魅魍魎の雰囲気を感じさせる。ラブレター(恋文)や額に星を付けた熊の鬼(星熊童子)等モチーフの一つ一つに酒呑童子の物語が詰まっている。
・現代にふさわしい酒呑童子。色彩感覚が面白く豊かさを感じる。
星熊童子賞(優秀賞) 3名
「櫻宴 Hana-No-En」 尾っぽno鬼松様(福知山市)
審査員コメント
・酒呑童子物語の原点である逸翁美術館本「大江山絵詞」を思わせる。
・背景に鬼の姿となった酒呑童子の影が描かれており、人間の姿の時もどこか恐ろしさを感じさせる童子を表現している。
「無題」藤井治夫様(福知山市)
審査員コメント
・鶴、亀、鯛と縁起物とともにに描かれる酒呑童子は30周年にふさわしい印象を受けた。
「酒呑童子くん青と酒呑童子くん赤」奥野祐也様(舞鶴市)
審査員コメント
・長年大江町の鬼のシンボルを務めている鬼を切絵でうまく表現している。
・本市のキャラクターが絵本のような雰囲気で表現されているのが印象に残った。
作品展示
令和5年4月25日(火曜日)~令和5年6月上旬(予定)
日本の鬼の交流博物館で全作品を展示します。
問い合わせ
日本の鬼の交流博物館
福知山市大江町佛性寺909番地
Tal&Fax 0773(56)1996