ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

龍源寺本堂

ページID:0029413 更新日:2020年11月16日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

18 龍源寺本堂(府暫定)

龍源寺本堂

 福知山市三和町菟原中

 一重、入母屋造、鉄板葺  桁行13m 梁行10.8m  寛政二年(1790) (墨書銘)

 

 龍源寺は聖観音を本尊とする曹洞宗寺院で、寺伝によれば永平寺二十四世龍察を開山とする。創建年代は不明であるが、寛永頃までは密教系寺院であったといわれる。安永八年(1779)に諸堂残らず焼失し、天明元年(1781)に再興されている。本堂は墨書銘及び細部意匠から寛政二年(1790)の建立と考えられ、天明以降に再建された諸堂の一つ。六間取の方丈形式で、後列中央の内陣のみ、仏堂風の意匠となり、内陣以外は畳敷きで、特に後列上間は床と長押を備えた書院風の意匠を持つ。


みなさんの声を聞かせてください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?