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龍源寺本堂
18 龍源寺本堂(府暫定)
区分:建造物
員数:1棟
時代:18世紀後半
構造:桁行13m、梁行10.8m、入母屋造、茅葺(鉄板仮葺)
所在地:福知山市三和町菟原中
龍源寺は江戸時代初期の寛永年間頃から曹洞宗に属する。創建年代は不明であるが、古くは密教系寺院であったといわれる。安永8(1779)年に諸堂残らず焼失し、天明元(1781)年に再建されたと伝える。六間取の方丈形式で、右手の庫裏との間に玄関土間があり、建物としては玄関までが一棟の下に入る。表側の広縁は畳敷で、上手の六帖座敷は床と長押を備えた書院風の意匠を持つ。