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菟原中 八幡神社本殿

ページID:0029324 更新日:2024年8月22日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

16 菟原中 八幡神社本殿(府暫定)

八幡神社(菟原中)

 区分:建造物

 員数:1棟

 時代:19世紀前期

 構造:二間社流造、柿葺

 所在地:福知山市三和町菟原中

 

 八幡神社は龍源寺境内に接した高台に位置する神社で、社蔵の天明3年(1783)の再建棟札が同寺の住職の筆であるなど、神仏分離以前は寺と一体のものであったとみられる。本殿は棟札の年代より細部意匠が発展していることから、19世紀前期の建立と考えられる。本殿は二間社流造で、八幡神と天神の二神を祀る。細部装飾をみると、向拝虹梁の若葉化した絵様や、台輪よりさらに小さい頭貫木鼻の形が確認できる。正面は両折桟唐戸を入れて厨子風であり、本地仏が安置されていたことを想像させる。


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