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願来寺観音堂

ページID:0029322 更新日:2024年7月5日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

15 願来寺観音堂(府暫定)

願来寺観音堂

 区分:建造物

 員数:一棟   

 時代:寛政元(1789)年頃(天田郡志資料)

 構造:桁行一間、梁行二間、宝形造、桟瓦葺

 所在地:福知山市字長田

 

 願来寺は薬師如来を本尊とする高野山真言宗の寺院である。この薬師如来は、麿子親王が丹後の鬼退治の際に戦勝を祈って彫った七仏薬師のひとつと伝える。創建年代は不明だが、観音堂は寛政元(1789)年に建立されたとされている。宝形造の小堂に向拝を付け、意匠の重点は向拝まわりの蟇股や海老虹梁などの彫物装飾におかれている。これは隣の地蔵堂とともに境内の主要な景観要素となる建造物であるといえる。


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