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圓覚寺本堂
11 圓覚寺本堂(府暫定)
区分:建造物
員数:一棟
時代:天保15(1844)年(棟札)
構造:桁行12.9m、梁行9.9m、入母屋造、向拝一間、桟瓦葺
所在地:福知山市字土師
圓覚寺は曹洞宗に属し、開創は慶長13(1608)年と伝える。当寺は福知山城主朽木氏の七代舗綱と十二代綱張をまつる。本堂は棟札より天保15(1844)年の建立で、慶応3(1867)年に朽木氏十二代目の埋葬に伴って向拝を設けられたと伝え、向拝虹梁には蛸の足のような小さな渦のある絵様が彫られている。平面は禅宗通例の六間取で、後方に須弥壇を設ける。