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研究冊子「福知山の治水とまちづくり ―明智光秀・城下町・治水―」を公開

研究冊子「福知山の治水とまちづくり ―明智光秀・城下町・治水―」

治水とまちづくりイメージ

「地質・明智光秀・城下町・災害・治水」の5つのキーワードをポイントとして、関係資料の抽出や基礎データを取りまとめた「明智光秀ゆかりのまち福知山」を知るのに最適な参考図書です。

監修は、小和田哲男さん(静岡大学名誉教授・公益財団法人日本城郭協会理事長)と、岸田潔さん(京都大学大学院工学研究科教授)。

この度、PDFを公開します。
冊子版は、福知山市立図書館で閲覧できます。

福知山の治水とまちづくり

福知山の治水とまちづくり-明智光秀・城下町・治水- [PDFファイル/6.56MB]

監修のことば

小和田哲男さん

「明智光秀ゆかりのまち福知山を知る好著」

 丹波国の人びとにとって、明智光秀は文字通り侵略者である。しかも、本能寺の変で主君織田信長を討った謀反人として、主(しゅう)殺(ごろ)しの悪人といったイメージが世間一般に流布している。ところが、福知山では光秀はまちづくりの恩人として、神に祀られているのである。

 よく知られているのは、由良川の改修と地子銭の免除ということであるが、意外なことに、これまで、この2つについて具体的に掘り下げられてはこなかった。伝説的な話が一人歩きしていたといってよい。

 今回、治水とまちづくりに焦点をあて、伝説や伝承として語られてきたものを再検証することによって、その実態に迫ろうとしている。光秀が由良川の流路をどのように替えたのか、堤防はどのようなものだったのかなど、古文書・絵図類によってかなり明らかになってきた。

 新発見史料も盛りこまれ、これからの戦国・近世の福知山の歴史研究だけでなく、明智光秀研究の出発点となる一書である。

岸田 潔さん

「由良川と歩む福知山」

 この度,福知山市では「明智光秀ゆかりのまち福知山」の推進にあたり,本書のとりまとめを行われた.明智光秀は,新しい日本を目指す織田信長を支え,新たな国づくりを推進してきた一人であり,丹波地方の発展の礎を作った人物である.福知山城の築城ならびに城下の整備に取り組まれたことは,本書に記載なされており,貴重な情報である.城下を整備するにあたっては,光秀も「いかに由良川と付き合うのか?」ということに苦心されたと推察する.

 本書では,福知山の地質の形成と由良川について,様々な事実を積み上げ,非常に興味深い説明を示していただいている.「瀬戸内海へそそぐ由良川」は,非常に興味深いものであった.福知山は,由良川から運ばれた土砂により土地が形成され,由良川の水運により豊かさ得てきた.一方で,繰り返される水害は,今に至るまで福知山にとって大きな悩みであり,多くの人が様々な考えを巡らせてきた.由良川と福知山は,一体であり,豊かさも厳しさのも与えてくれることが,本書から伺える.

 地盤の成り立ちや過去の水害の記録をまとめられることは,今後福知山で発生する可能性のある災害の予測をする貴重な情報となる.この地で何が起こったのか理解するには,本書は貴重なものであり,今の福知山の人々,未来の福知山の人々が地域を理解する啓蒙書であると考える.

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