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浄仙寺 木造阿弥陀如来坐像

ページID:0001351 更新日:2020年11月11日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

35 浄仙寺 木造阿弥陀如来坐像(市指定)

木造阿弥陀如来坐像(浄仙寺)の画像

 福知山市大江町河守  一軀 木造漆箔 像高52.1cm  鎌倉時代


 来迎印を結ぶ阿弥陀如来坐像で、この印を結ぶ古例となる(但し左手先は後補)。寄木の詳細は不明ながら、前後二材を寄せ、彫眼とする。

 平安時代後期の安定感のよい落ち着いた感のある作風を示しているが、その流麗な衣文の流れの中に松葉状の衣文を交えたり、面貌では張りのある、体躯では自然味のある肉付けをおこなうことなどは鎌倉時代に入っての造像であることを物語っている。鎌倉時代初期の慶派とは異なる京仏師の作であり、この時代を考える上で興味深い作例となる。


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