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日尾公会堂 木造釈迦如来坐像

ページID:0001345 更新日:2020年11月10日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

16 日尾 釈迦堂 木造釈迦如来坐像(市指定)

木造釈迦如来坐像(日尾公会堂)の画像

 

福知山市字日尾  平安時代

一軀 像高83.7cm

 天神神社に隣接する公会堂にまつられており、愛宕山常願寺より移したものと伝えられる。檜の一材より両肩を含む頭・躰幹部を彫出し、前後に割って内刳を施す。像表面の漆箔、左手先は後補であるが、概ね保存状態は良好である。

 いわゆる平安時代後期の和様(わよう)に則った温和な造形で、法衣(ほうえ)には浅く形式化した衣文をあらわしている。しかし、その表情は厳しく、両頬に張があり、頭・躰幹部とも奥行きは深い。

 全体に造形のしっかりした像で、制作は十二世紀と考えられる。


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