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円応寺 石造地蔵菩薩立像

ページID:0001343 更新日:2020年11月10日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

17 円応寺 石造地蔵菩薩立像(市指定)

石造地蔵菩薩立像(円応寺)の画像

 

 福知山市字篠尾

 一軀  総高110cm 地蔵高26cm 応永十八年(1411)

 円応寺の境内医王宝殿の東側にこの石仏がある。自然石の上部を深いところで約2.5cm彫りこみ、その中に地蔵菩薩を半肉彫りに彫り出している。傷みが少なく保存状態が良い。

 正面向かって地蔵菩薩右側に「応永十八辛卯」、左側に「七月仏歓喜日」、また地蔵菩薩の下部に「誌之」の銘文を陰刻している。七月仏歓喜日とは七月五日のことで、市内で年紀の入っているものでは、川北太光薬師堂の大日如来像に次ぐ古いものである。

 この石仏がこの円応寺に安置されるまでの経緯については、『福知山支略後拾遺集』等に記載されており、福知山城内の大膳丸から発掘されたものというが明らかではない。


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