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多保市のマルバヤナギ
7 多保市大池のマルバヤナギ(市指定)
福知山市字多保市 多保市大池
樹高8,0m、胸高幹周382cm、善光寺裏側に広がる多保市大池のほぼ中心近くに生える木であり、よく見ると木の根本は小さな島状となっている。マルバヤナギはヤナギ科の落葉広葉樹、書画に堪能で「星橋」と号した福知山藩六代藩主朽木綱貞(1713~1788)もこの風景に心ひかれたのか、マルバヤナギのある大池の絵を描いており、江戸時代中期にはすでに見事な枝ぶりを水面にたたえていたことがうかがわれる。