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紙本墨書醍醐寺額下書

ページID:0001304 更新日:2020年11月6日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

3 醍醐寺 紙本墨書醍醐寺額下書(市指定)

紙本墨書醍醐寺額下書の画像

 福知山市字猪崎  一幅 縦45.0cm 横103.0cm

 右から左へ「醍醐禅寺」と大きく書き、その左下に小さく「祈願寺」と記し花押(かおう)がある。この花押は室町幕府第六代将軍足利義教もので、永亨年間(1429~1441)に義教によって醍醐寺が祈願寺と定められた時、幕府から下されたものである。

 「醍醐禅寺」の筆勢にみるべきものがあり、自筆であるものと推定される。

 また、当寺にこの下書を写して木額にしたものがあるが、花押の上に「源義詮」の三字を追刻している。これは花押からみて、後世間違って追刻されたものである。すなわち、花押は鑑定する際に義教のものを義詮と間違えたものであろう。


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