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牧一宮神社祭礼行事

 

5 牧(まき)一宮(いっきゅう)神社祭礼行事(府登録・市指定 無形民俗5)

 牧一宮神社祭礼行事の画像

 牧文化財保存会 福知山市字牧

 牧地区の氏神一宮神社の秋祭り(10月10日)に練込太鼓、神輿巡行、屋台囃子、馬駆け等の祭礼行事が、地区の青少年によって行われる。かつては、各地の神社において広く行われていた行事であったと思われるが、現在実際に行っている祭礼は他にない。

 このうち練込太鼓は、この際に奉納される芸能で、府登録文化財に指定されている。練込太鼓は、太鼓屋台にのせて曳行(えいこう)される大型の鋲打太鼓をいろいろと打つ太鼓打ちの芸能で、大太鼓とよぶ打手7人、小太鼓とよぶ打手1人の編成で演じられる。小太鼓は青年の役とされ、太鼓を打ちつづけるそのあしらいで少年たちの大太鼓が太鼓打ちの芸をみせるが、その打ち方に「数打ち」「まわり打ち」「練り込み」の3種があり、その順に演じられる。「数打ち」は屋台に向かって大太鼓が1列となり、揃い打ちを演じる曲で、他の曲の基本とされる。「まわり打ち」は大太鼓が2列になり、左右交互に入れかわるなど陣型を変化させながら打つ曲、「練り込み」は円陣になって打ちめぐる曲である。いずれも太鼓を打つのは太鼓に面した先頭の1人だけだが、他の者も全員同じ所作で空打ちする。

 一つの太鼓を大勢で打ちめぐる太鼓芸の伝承は、中丹から丹後にかけて少なくないが、この練込太鼓はそうした風流系の代表的な伝承であり、民俗芸能として貴重である。


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