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王歳神社 神輿

10 王歳(おおとし)神社 神輿(みこし)市指定1基

王歳神社 神輿の画像1王歳神社 神輿の画像2

王歳神社 神輿の画像3

福知山市三和町芦渕(あしぶち 宗教法人王歳神社
 
 木製(もくせい)総金箔(そうきんぱく)、金銅製金具付。お宮(みや)造。一基。全高193cm(千木(ちぎ)外し)、全長510cm、胴幅86cm、台輪(だいわ)幅130cm、屋根幅妻139cm、平141cm
 内部に「宝永3年(1706)總金薄寄進」の漆書きがある。『丹波志』(1794)に氷上郡下竹田村二宮神社が京都松尾神社の葵の御紋付の神輿を延享年間(1744-1747)に銀40匁で購入したとある。芦渕村は弘化2年(1845)に購入。鏡には松尾櫟谷大明神の銘、鳥居扁額は二宮神社銘の扁額の上に王歳神社銘の額を貼り付けている。台輪、蟇股、千木など多くの部位に葵紋の意匠が施されており、徳川家所縁の神輿と思われる。製作年代については、来歴や細工などから1650年くらいまでと推定される。担ぎ棒には宝暦13年(1763)、鈴には天保3年(1833)の銘文。地元の祭りで現在も使用されている。通常は神輿蔵に収納。
 王歳神社に伝わる神輿で、松尾大社(京都)から二宮神社(丹波市市島町竹田)、王歳神社に移ってきた経緯が、文字資料と物証両面から明らかな、確かな来歴が伝わる貴重な神輿です。徳川家に関連すると思われる葵紋の意匠をはじめ、漆の細工も繊細で手間がかけられるなど、神輿自体の質も高い。神輿の指定物件は少なく貴重なものと言えるうえ、地域での活用、保存も良好である。


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