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一宮神社 石燈籠

ページID:0001268 更新日:2020年11月10日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

6 一宮神社 石燈籠(市指定、国重美)

一宮神社 石燈籠の画像1
一宮神社 石燈籠の画像2一宮神社 石燈籠の画像3

福知山市字堀 一宮神社  一基 総高198.0cm 鎌倉時代

 市内最古の石燈籠で、花崗岩製、鎌倉時代のものと思われる。亀岡以北で鎌倉時代の石燈籠はこれを含めて三基しかない。

 京都地方の石燈籠は八角型であること、基礎の上端に低い一段を作ってその上に反花(かえりばな)を刻出すること、中台側面に装飾を入れずにこの部分を薄くして下の蓮弁を大きく作ること、火袋(ひぶくろ)を八角とすること、笠頂上に請花(うけばな)を彫り出し、宝珠(ほうじゅ)は別石で作っていることが特徴で、この石燈籠もその特徴をよく備えている。しかし、笠は降棟(くだりむね)を作らず、請花を省略している点に地方色がある。各部の均衡がよくとれて美しく、京都と丹波を結ぶ線上にある遺品として重要である。


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