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醍醐寺 梵鐘

 

17 梵鐘(市重要)  一口

醍醐寺 梵鐘の画像

 福知山市字猪崎 醍醐寺
 高さ126cm、口径70cm 
江戸時代銘文中に「鋳物師 福知山」の銘があり、福知山の工人の手により制作されたことが判る。乳は八〇個、下帯には唐草文のみを入れる。文様は形式化した単純なもので、全体に装飾が少なく簡素な表現となっている。上記の四口の梵鐘は、銘文に明らかなように江戸時代の制作であり、市内でこの四口以外に江戸時代を遡る梵鐘はなく、四口の内では川北頼光寺梵鐘が延宝四年(一六七六)で最も古い。
 これらの梵鐘は、全体に装飾が少なく簡素な作りで、各部の様相も良く似ている。長安寺梵鐘以外は銘文中に「福知山鋳物師」の記述があり、福知山の工人によって制作された物であろう。近世の福知山の工人の活動を裏付ける貴重な資料であるとともに、地方における工業生産の実態を示す重要な資料である。


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