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春日神社棟札

ページID:0001248 更新日:2020年11月13日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

8 春日神社棟札(市指定)

春日神社棟札の画像1春日神社棟札の画像2

 福知山市三和町高杉  春日神社蔵  一冊

 大永五年(1525)春日神社(高杉)の本殿再建に関わる棟札で、現在の本殿は十七世紀後半の再建と推定されている。それ以降かなりの補修が加わっていることから、棟札のみを古文書として単独で指定した。棟札としては、市内に残る最も古いもので、中世の高杉は、菟原荘に属していたと思われる。棟札に出てくる紀氏は、細見谷に勢力をもった後の細見氏であることがわかる。材は杉、寸法は76.2cm× 7.8cm。表裏に墨書。

(表)大永五年乙酉
奉造立御社大永五年乙酉弐月四日事始卯月三日造秘早大エ藤原藤右衛門尉祝西山左衛門
卯月十一日
(裏)
当社梅田大明神御宝殿依時剋破滅云々雖然奚紀山城守家成為大壇施主   敬白
 西山左衛門成願人新奉造立所也依致子々孫々迄息災延命之守護仰処意趣如斯


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