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梅田神社本殿

ページID:0001237 更新日:2020年11月16日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

9 梅田神社本殿、摂社春日神社本殿、摂社西宮神社本殿 附棟札二枚(府登録)

梅田神社の画像

 福知山市三和町辻  三棟

 梅田神社は、細見谷の中出、辻、中嶋、西谷の四ケ村の産土神とされ、細見氏の祖先である紀忠通が祀られている。境内は、道よりやや上に石段を登ったところの広場を中心に、南面して三棟を入れた覆屋があり、かたわらには稲荷や八幡の社がある。石段の下の手水鉢や覆屋両脇の石灯龍には、宝永五年(1708)の銘があり、この時に境内の整備がされたことがわかる。

 本殿をはじめとする三棟は、棟札写しによると、貞享五年(1688)の建立。覆屋も立派なつくりで、大正六年(1917)に改修したのを、昭和二十六年(1951)唐破風向拝を付け瓦葺とした。それまでは茅葺であったため、古くから七年ごとに葺替えをおこない社を保存してきた。このときの冠童と称する氏子となる男子の祝儀式は、瓦屋根となった現在も行われている。


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