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三獄神社 石造鳥居

ページID:0001222 更新日:2020年11月17日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 

43 三嶽神社 石造鳥居(市指定)

三獄神社 石造鳥居の画像

 福知山市字中佐々木  一棟 明神鳥居 柱間290cm 柱径34cm 元禄十年(1697)

 この石造鳥居は、国道426号線沿いの中佐々木側の三岳山登山口にあり、三嶽神社の入口にあたる明神鳥居で、最も標準的な鳥居である。二本の柱をやや内ころび(八字形)に建てる形で、柱足には亀腹を設けていない。柱は柱足から高さ2mのところでつないだ二本で構成し、頂上に島木(横木)をわたし、島木の上にさらに笠木を重ねて、これを三石で組み合わせて造っている。また柱頂からやや下がったところに貫を入れ、貫の先端は柱を貫いて横に出る。そして島木と貫の間の中央に束を置くが、その束には扁額はかけられていない。

 柱には銘文が刻まれており、銘文からこの石造鳥居は元禄十年(1697)に氏子が建立したものとわかる。

(銘文)

(右柱)奉再建御華表 干時元禄十□ 願主當村

    高山喜右衛門敬白」

(左柱)蔵王大権現御寳前□ 六月吉日 一宮村」

    常願寺村」 下佐々木村」 中佐々木村」

    上佐々木村」 氏子中謹建立之」


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