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観興寺 宝篋印塔

 

12 観興寺石造宝篋印塔(ほうきょういんとう)(市指定)

観興寺 宝篋印塔の画像

福知山市字甘栗 一基 総高142cm 本体125cm 応安二年(1369)

 基礎上端は複弁反花(ふくべんかえりばな)で、側面は輪郭がなく格狭間(こうざま)のみをあらわし、塔身は線彫りの蓮台付きの月輪(がちりん)に胎蔵四仏の梵字を薬研彫(やげんぼり)にした塔である。笠石(かさいし)の下端に単弁の請花(うけばな)を刻んでいるのは余り例がない。石材は、玄武岩かと思われる。

 応安二年(1369)の銘があるが、風化がひどく肉眼では識別できない。

 兵庫県氷上郡市島町の白毫寺に、同石材でほぼ同形式に造られた貞治四年(1365)の塔がある。これには作者の石大工藤原行弘の名が刻まれており、観興寺の塔も、この藤原行弘の手になるものと思われる。


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